見出し画像

護摩の攻撃

護摩修行にも目的に応じてアレンジが行われていました。

実際に降伏護摩を第二次世界大戦中に行った時は、三角炉が実際に気づかれました。

密教においては現世利益を考えることもあり、護摩の修行は大変重要な意味を持ってきます。

これは効果がとても甚だしいからです。
これほどの効果がある護摩が私たち一般人にとっても一番身近な密教の修行法というのがなんとも不思議なことですね。

インドの後期密教や、その系統をひくチベット密教では、呪殺法や仲間割れを起こさせるような離間法などの護摩も行われました。
降伏護摩は今でもチベットには伝わっていますが、これを行うと天変地異が起こるというリスクがあるため、修行する僧侶にしても一般の民衆にしてもその災いを恐れてやりたがりません。
これほどまでにひどい思いをしているチベットでさえ、忌み恐れるほどの護摩が現実に存在するわけですね。

現実に恐れられているやり方も伝わっているということがチベットなどの事例で分かりますね。
見えない世界の力っていうのはとても侮れません。
だからこそ、リスクなども踏まえ総合的に理解していく必要があります。
皆さまもこのような背景を踏まえた学びに興味のある方は是非一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。