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物忌み概論
物忌みというのは、元々、神官が儀式をするにあたり、心身を清浄に保つために飲食や行動を規制する斎戒のことでした。
そこから陰陽道の影響を受け、悪い夢を見たり、悪い兆候が見られた時、占いで悪いことが予知された場合に、一定の期間、外出を控えることを指すようになりました。
また、物忌と書き付けた柳の小枝の欠片を植物の茎に結い付け、髪や御簾などにさして悪いことを避けようとしました。
その欠片のことも物忌と呼びます。
古代のインドに桃の林がありました。
そこに物忌という名の鬼が住んでいました。
この鬼は一切の生き物を守ろうという誓いを立てていました。
そこで、その名前を書いて所持していれば、この鬼が守ってくれて、悪いものが近づくことができなくなります。
物忌みの日数は暦などでも調べられますが、その他のやり方としては六壬という占いによって算出されていました。
ちなみに、ここに登場する柳や桃は魔除けの木として珍重されているものです。
悪いことが起こるのが予知できた時は対応しなければなりません。
物忌みは古代から続く伝統的な対応方法です。
見えない世界を学んでいくことで、色々なことが予知できるようになりますが、対策が取れなければ意味がありません。
トータルで学んでいくことが大切なので、興味のある方は是非一緒に頑張りましょう。
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