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いざなぎ流のお祭りと呪詛
いざなぎ流では病人への祈祷の他にもお祭りをやっています。
ひとつは神祭りです。ミコ神や、天の神のほかオンザキ様といった家に対する神様や氏神様を祀ります。
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もう一つは祈念のお祭りです。
これには託宣の梓祈念や弓を使った祈祷や、米占いがあります。
他にも、日月祭や、大山鎮め、荒神鎮めなど、色々なお祭りがありますが、全ての共通の部分として言えることは、はじめに取り分けの儀式を行います。
取り分けというのは、取り分け読み分け祓い分けの略です。
要するにお祭りの前に、穢れを祓う儀式のことです。
この祓う対象である穢れのことを呪詛と呼びます。
これは一般的なイメージとしての呪詛よりは広い意味で使われます。
確かに呪いのような意味合いもありますが、争い事などが起きた時にその場にある負のエネルギー全般のことを意味しています。
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また、死霊などのことも意味しています。
これらの悪いものをきれいにしてから、お祭りに入るわけですね。
お祭りというのは神聖な場ですから、悪いものを祓うわけですけど、悪いものというのはちょっとした争いなど、小さなことからも日々発生しています。
決して珍しいものではなく、日常から負のエネルギーは多く出ていますから、そういうものに対して対処できるようになるのは人生において有効です。
見えない力を学ぶということはそういう点でも意義のあることですから、興味のある方はぜひ一緒に学んでいきましょう。
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