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霊符の聖地
牛頭天王との関連の霊符である牛王宝印がありました。
実はこの霊符には大きく分けて2系統あります。
ひとつは牛王宝印という文字を造形的に書いたものと、神の使いである動物を組み合わせて、神社やお寺の名前を形作ったものです。
しばしば如意宝珠がどこかに描かれており、そこに欲しい牛王宝印などと書かれていることが多いです。
もう一つは熊野大社の烏を使ったものや洞川龍泉寺のように龍で文字を作ったものがあります。
熊野大社の霊符は熊野の牛王として名高く誓約書としても使われました。
熊野の神は北辰妙権であるとされ、熊野自体が霊符信仰の聖地です。
八咫烏は足が3本ありますが神武天皇の東征を助けたのが有名ですが、この姿は陰陽道の太陽の精である金烏と全く同じです。
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八咫烏を一種の霊符の神として信仰していたのは富士山の修験道です。
富士山自体も陰陽道の強い霊山として知られています。
特に庚申のは陰陽道の庚申信仰からきておりこの御縁年というのもそれだけ陰陽道が浸透してたということでしょう。
実際熊野と同じく霊符の聖地ですからね。
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有名なお寺や神社で使われているものの話ですから、実際に見たことのある人も多いかもしれませんね。
多様な霊符があり、それぞれに意味があるわけです。
背景に広がる理論や哲学を一緒に学ぶことによって、オカルトの怪しい人から博学の人という見方をされるようになるでしょう。
見えない世界について学ぶ時は、そのようなものも一緒に学んでいくことが大切です。
興味のある人は是非一緒に頑張りましょう。
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