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地鎮祭とは何をしているのか
土と金の力を元に行う土金斎は土に金性のものを埋めていました。
もっと身近なものとして地鎮祭がありますね。
よくよく考えると不思議なもので、ほとんどの神道の儀式であれば、クライアントが神社などの宗教施設に出向いて行います。
しかし、地鎮祭の場合は神主がクライアントの場所に出向いて行っています。
訪問するということは、神道でありながら、極めて陰陽道的な儀式であるということが分かります。
立ち会った方も多いと思いますが、四方にしめ縄の中に土が盛られていますから、土地の所有者は鋤を入れたりしますね。
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祭場の真ん中に穴を掘って箱を埋めます。
箱の中身は小刀だったり、玉だったり、金属のものであることが多いのは土地の土性と金属の金性を使ったお祭りだからでしょう。
土地の神様にこの土地をお借りしますという儀式なわけですけど、わたしの教室に積極的に参加されている方は疑問が浮かんだかもしれません。
真ん中だけで良いのですかと。
その通りで、本来は四方(東西南北)にも埋めるものです。
しかし、面倒という理由で真ん中だけにされていることが多いですね。
これから長くその土地に住んでいくのですから、儀式は略さずにやった方が良いとわたしは思います。
地鎮祭のような身近なお祭りも知っていくと、一般にやられている内容では不十分だったと分かるでしょう。
きちんと背景を理解することで見えない世界からの恩恵を受けられるかはお大きく変わっていきます。
せっかくやるならきちんと学んだ上でやっていった方がいいと思います。
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