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呼吸と神性
神伝の呼吸法として息長法があります。
水火(いき)の形は呼吸する宇宙の図象です。
息を吐くことで宇宙の中で霊は凝縮し、現象化しますし、息を吸うと物質は拡散し、霊化します。
意識的な呼吸の技法は瞑想や鎮魂でも重要な役割を持ちます。
息長法は不老長寿に向けたものであるため、健康長寿に効果があります。
つまり、天地人の気は昼間は明澄でも、夜は瞑濁で、病は気の濁りからやってくるからです。
朝、東を向きます。
太陽を見て、天照太神を拝礼します。自分の罪を懺悔します。
身体の濁った気を吹き払うようにイメージし、息を息吹きます。
良い気を飲むようにイメージし、息を十分に吸い込みます。
適宜その呼吸を繰り返すことが重要です。
何度かやっているうちに、罪のような感覚が消え去り、幸せな気持ちが生じてきたら成功です。
病は気からと言いますが、天命に向けて命を保つことができるでしょう。
息長法を編み出した本人は、やり方を発表した際に75歳になっていたようですが、それまで48年間病気をしたことがなく、75歳にになっても、メガネは使わず、見た目も若く、40kmの道のりも1日で歩いたそうです。
寒い日もコタツは使わなかったそうで、その肉体の強さからも、効果が垣間見えますね。
このように古くから伝わる神性を高める方法は、健康など、現実的な面にも大きなメリットがあります。見えない世界とないがしろにせず、本格的に学びたいと思われた方は一緒にいかがですか。
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