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自分自身を超えるとはどういうことか

火事場の馬鹿力という言葉がありますね。
いざという時に信じられないような力を発揮するというエピソードが沢山あります。
これは肉体での事例かもしれませんが、見えない世界の力も実はそうだったたりします。

例えば、借金を苦にして自殺を考えてしまう時とか、突然何かがひらめいて人生逆転をすることなんてこともあります。
かつての成人たちは凄まじい修行により心身を徹底的に追い詰めて見えない力が開花されたこともあります。

現代においても、たまたましんどいことが起こってしまい、それをきっかけとして見えない力が開花し、人生を逆転するということは大いにあります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

自分は1人ではないという話をしました。
シチュエーションに応じて態度を変えるように、自分というのは複数の人間が組み合わさってできています。

他人のためにある自分とでも言いましょうか。
では、そんなに追い詰められてる時に、他人用の自分が必要でしょうか

そうなんです。
完全に追い詰められた時、他人用の自分というのは消えるんです。
その結果残るのは、紛れもない自分自身ただ一人です。

新たな自分を知るということで、新しい世界を知るということはありますが、紛れもない自分と出会うということも実は非常に難しいです。
このように追い詰められた時に、紛れもない自分との出会いがあります。
それがまさに自分を超える自分です。

追い詰められた時に見えない世界の力が開花するというのは、このような背景からなっています。
修行というのも、このような事例の相似です。
背景をきちんと考えると、とても納得感がありますね。
見えない世界というのは、それがわからない人からすれば怪しく見えてしまいますから、背景の部分もきちんと学んでいくことが大切です。
興味のある人は是非一緒に頑張りましょう。


これからも良い記事を書いていきます。