![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/150280933/rectangle_large_type_2_8c8d2a07dbf21a4a6e7df8014ff1822f.jpeg?width=1200)
3.【必見】CahtgptをFXトレードに上手く活用する方法~トレード日誌の分析~
ひとまず今回で最後となる、
CahtgptをFXトレードに上手く活用する方法
ですが、
最初は
①メンタル管理
次に、
②市場ニュースの要約
そして最後は
③トレード日誌の分析
となります。
※EAに任せているトレーダーでもトレード日誌(ノート)は取った方がよいです。
トレード日誌の分析メリット
![](https://assets.st-note.com/img/1723374264474-BC4dXdPP3w.png?width=1200)
何よりも、自分が書いたトレード日誌を他人に見せなくて済むことが一番の利点です。
おそらく、誰もがトレード日誌を他人に見られることを好まないでしょう。見せることで得るものはほとんどなく、むしろリスクが多いですからね。
もちろん、優秀なトレーダーに見てもらうことができれば光栄かもしれませんが、それでもパフォーマンスが振るわない日誌であれば、心が傷つくような厳しい指摘を受け続けることになるでしょう。
しかし、ChatGPTであれば、客観的な事実を淡々と伝えてくれます。
実例で紹介
![](https://assets.st-note.com/img/1720775156799-HQv0O5DFV6.png?width=1200)
まずはシンプルなトレード日誌を用意しました。
この日誌には以下の情報が含まれています:
日付
通貨ペア
アクション(売買)
エントリープライス
エグジットプライス
獲得/失ったピップス
ロットサイズ
利益/損失
この日誌をChatgptに読み込ませ、どのような改善点が必要かコメントを提供出来るのか聞いてみました。
以下が出力結果です。
★観察点
1.トレードの方向:
トレーダーはバイアスを持たず、売買両方のトレードを行っています(Buy 3回、Sell 2回)。
2.リスク管理:
ロットサイズは一定ではなく、トレードによって異なります(1ロットまたは2ロット)。
これは特定のトレードに対する信頼度やリスク許容度が異なることを示唆しています。
3.損益パターン:
利益トレードが3回、損失トレードが2回です。
各利益トレードは500ドルの利益、損失トレードは1000ドルの損失となっています。
利益を出すトレードよりも、損失を出すトレードの方が影響が大きいです。
4.一貫性とパフォーマンス:
5回のトレード全体の結果は、-500ドルの損失です(総利益1500ドル - 総損失2000ドル)。
利益トレードのピップスは各50ピップス、損失トレードも各50ピップスですが、ロットサイズの違いが損益に大きく影響しています。
★トレーダーの特性
1.リスク管理の見直しが必要:
損失トレードでの影響が大きいため、損失を最小限に抑えるリスク管理が必要です。特に、ロットサイズの管理やストップロスの設定が重要です。
2.取引戦略の再評価:
全体的に見て、利益トレードよりも損失トレードの方が影響が大きいため、取引戦略やエントリー/エグジットの基準を再評価する必要があります。
3.バイアスのないトレード:
特定の方向に偏らず、売買両方を行うことで市場の動向に柔軟に対応していますが、損失が大きい点を改善する必要があります。
★改善提案
1.ロットサイズの管理:
全てのトレードで同じリスクを取るために、ロットサイズを一定にするか、リスク許容度に基づいて調整することを検討してください。
2.リスク/リワード比の最適化:
各トレードでリスクとリワードのバランスを取り、リワードがリスクを上回るような設定を目指してください。
3.損失を最小限に抑える:
ストップロスの設定を見直し、損失が一定の範囲内に収まるように調整します。
4.取引の一貫性:
勝率が高くても、損失が大きいトレードがあると全体のパフォーマンスに悪影響を与えるため、一貫した取引ルールと戦略の確立が重要です。
これらの改善点を考慮することで、トレードのパフォーマンスを向上させることができるでしょう。
#観察結果 、
#トレーダーの特性 、
#改善の提案
を綺麗にまとめてくれています。
そしてなによりも重要なこととして、
このように当たり前のことを当たり前のようにしっかりと伝えてくれるということです。
特に負けが続いている時などは、上記のような冷静な分析は出来ません。
弱っているトレーダーであればあるほど、
魔法の杖のような、言葉を追い求め再度失敗するというループに陥ります。
しかしChatgptは違います。
前回もお伝えしたように、
アフィリエイト収入や損得など目的としていないので、
一番必要とされる回答をしてくれます。
これだけでもすごいことですが、さらに1点補足させて下さい。
補足:指摘が正しいかさらに検証!
2.リスク管理:ロットサイズは一定ではなく、トレードによって異なります(1ロットまたは2ロット)。これは特定のトレードに対する信頼度やリスク許容度が異なることを示唆しています。
上記のような観察結果を教えてくれてますが、
果たして本当でしょうか?
これはあなたしか知らないことです。
もしかしたらあなたは、
#信頼度
によってロットの上限を決めているのでなく、
感情的にロット数を決めているのであれば、こちらも改善に含まれると思います。
そんな時には、
感情的になってロット数を決めてしまったことを詳しく、Chatgptに伝え再度改善点を教えてもらうことが良いでしょう。
トレード日誌を分析させるデメリット
![](https://assets.st-note.com/img/1723374296802-OxttmLINog.png?width=1200)
前回と前々回同様、プロンプト(命令文or指示文)をしっかりと考える🤔必要がある。
質問の仕方を間違えると頓珍漢な回答が来ます。
よく言われる、
「良質な回答を得るには良質な質問が必要不可欠」
ということです。
プロンプトについて
![](https://assets.st-note.com/img/1723374224696-qweMk7Z8z8.png?width=1200)
これで一旦は、3つの提案は終了となりますが、その他
#新しいトレード戦略の検討方法 や、
#トレードの学習や知識
の向上を目指す方法を知りたい方も、
プロンプトを上手に活用することが出来れば、応用はいくらでも可能です。
では次にプロンプトの基礎についての記事となります。
続く。
いいなと思ったら応援しよう!
![SUGIHARA](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98943373/profile_269556eca7be2b34d15166f3796c7d48.jpg?width=600&crop=1:1,smart)