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育児ママのイライラ! パパ産休の必要性は?

子育てしているママは何かと思うようにいかず、イライラもたまりがちです。

そして子供ではなく、パパの態度や行動にもイライラする人も多いよう。

パパの家庭でのありかたを見ながら育児初級編のパパの育休について、みんなの意見をみていきましょう。

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パパは育児してる?してない?

先日、ママたちとの会話でパパのできることを話した際「少しでもしてくれるなんていいなぁ」と言われました。

パパも「今日は残業ないからこれくらいはする」とよく言います。

一般的によくある会話で違和感を感じる人は少ないかもしれませんが、私は腑に落ちません。

それは『何もやらない前提からの会話』だからです。

なぜ、やらないことが前提なのでしょうか?

日本は男は外で働いて、女は家庭を守るという古い流れをとても大事にしているように思います。

時代は変わり、核家族になり、夫婦共働き家庭も増えてきました。

ママの体調をねぎらい、家のことを何でもこなすパパも増えては来ています。

しかし、まだまだ自分事としてとらえることができるパパは少ないようです。

厚生労働省の資料「6歳未満児のいる夫の家事・育児関連時間(1日当たり)」では日本が1.23時間に対してアメリカが2.53時間、スウェーデンは3.21時間と1時間以上少ないのが現実。

2021年度雇用均等基本調査においても「男性の育児休業取得率」は13.97%となっています。

会社の態勢作りも大変ですが、少ないなというイメージを持つのは私だけではないでしょう。

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パパが最初に育児に携われるきっかけにもなる育児休暇

妊娠中はパパ意識を持つことが難しいと思っているパパでも出産後は赤ちゃんと関われる、そしてパパとしての自覚もできます。

2022年10月からは出生後8週間以内に分割して2回育休取得できるなどの新しい制度『産後パパ育休』がスタート。

しゅふJOB総研調査での産後パパ育休のメリットとデメリットを主婦層の女性にアンケートを実施しています。

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メリットはやはり、パパの家事育児のレベルアップが一番の望みのようですね。

一方デメリットを見てみると不安要素も多いようです。

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フリーコメントには「育休の意味をよく理解して取得してほしい」「子育ては立派なことだと国が義務教育で教え、男女格差をなくすようにして」など休みの前にその意味が理解できているのかと問うコメント。

そして「社会がそれを受け入れる準備ができていない」など会社側の負担を心配する声もあります。

他にも「お手伝い程度なら休みではなく時短勤務のほうがよい」という耳が痛い内容も。

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パパに知っていてほしいこと

産前産後のママの体はたくさんのトラブルと付き合っているため、育児家事もままなりません。

ピクスタは「新米パパが絶対に知るべき10のコト」というオンラインイベントを開催しました。

1,女性の愛情曲線

2,産後ママの身体は全治2か月の重傷者

3,産後ママはガルガル期

4,新生児の基本的な知識

5,家事・育児をマスターしよう

6,ママだって知りません

7,睡眠時間を確保しよう

8,他人と話す安らぎと労いを提供しよう

9,だからって張り切りすぎもNG

10,育児は楽しい!どんどん可愛くなるから覚悟して

という内容で展開しています。

夫婦で家事育児を自然体で

やはり「パパには当事者意識を持ってもっと家庭の家事育児にトライしてみてほしい」と思っている人が多いように感じます。

きっとパパもどう声かけていいか悩んでいる人もいるはず。

ここをきっかけに夫婦で話し合いながら家事育児の分担や夫婦のあるべき姿を自分たちらしく納得できる形に作り上げていけるといいですね。

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