ASIAN KUNG-FU GENERATIONからAKIRAを読みたくなったはなし
AKIRAを読んでみたい!
AKIRAとの出会い
AKIRAとは、大友克洋による漫画、アニメ映画である。
AKIRAを知ったのは、いつなんだろうか?
僕は、漫画をあまり読まずに育ってきた。唯一自分で買った漫画はドラゴンボール。しかも、中学1年位か。出身クラブのその田卓研の先輩。瀧澤とも君から1000円で全42巻を買ったのだ。
その42巻と言うのも、半分以上は、とも君が捨てられていたドラゴンボールを持ち帰り、足りない分を買い足したものだ。でも、そこから僕はドラゴンボールを毎日1~2時間は読んでいた。卓球レポート、卓球王国、ニッタクニュース、よりも読んでいたかもしれない。
大体1巻は20分位で読める。それを毎日適当に取って何巻も読む。1巻から読むのは飽きるので、適当に読むのだ。
当時であれば、ドラゴンボールのシーンを言われれば、何巻のどのあたりまでは言えた。流石に何ページまでは言えなかったが。
でも、僕が持っているのは捨てられていたドラゴンボール。なぜか捨てられていたのは、カバーがないのだ。
つまり、どの巻も表紙部分に初期のシェンロンがいるだけで、巻による違いがない。何より、ドラゴンボールの特徴である背表紙を楽しめないのだ!
本棚のドラゴンボール。ぜひ背表紙繋がっていない。
だから、ドラゴンボールの全て中身は覚えていても、カバー表紙を見せられると何巻かが分からない、という奇妙なことが何度もあった。
この辺でドラゴンボールは終わりにする。
恐らく、AKIRA、大友克洋を知ったのは、高校生くらいでないだろうか?
当時から、AKIRAはすごい漫画だ!アニメだ!大友克洋は天才だ!というような紹介をメディアから受けていたと思う。
ちなみに、AKIRAは1982年から漫画が連載され、アニメ映画は1988年である。僕は1986年生まれ、フッキと同級生の僕は、リアルタイムでは、知るよしもない。
同級生のフッキ君
AKIRAの存在は知っていたが、全く興味がないまま青春時代を過ごし、大学2年生で、僕はYouTubeに出会う。
YouTubeに出会ってから、大学のレポートをパソコンで書く時は、パソコンにイヤホンをツッコミYouTubeで音楽を聴きながら、やるようになった。
当時も今も、一番好きなアーティストは、ASIAN KUNG-FU GENERATION
アジカンでLIVE映像から、今まで聞いたことない曲まで聞きまくった。(ここでは、良いか悪いかの議論はなしで)
そのなかで、アジカンのデビュー前の曲とも出会うことになる。
自主制作で、The Time Past And I Couldn't See You Again という6曲収録のアルバムだ。収録曲は、
1.I Wonder If Everybody
Can Sing Their Scream
2. Nothing Is Matter?
3. Living DEAD
4. Wash Out
5. Say No[Must Be Your Resistance]
6. My Friend
当時、ネット上でめちゃくちゃ調べると、全てオリジナル音源を聞くこtができた。今は分からないが、、、
2000年代、アジカンは英語を使わない。そして、何を言っているか分からない難しい言葉、歌い方をしているイメージだったのだ。歌い方のクセが強いあゆみたいなイメージをしてくれたら良い。(浜崎あゆみは最初、曲名は英語だが、歌詞は日本語だった。)
いつからか英語も歌詞に入るようになった。(あゆも同じく)
YouTubeでアジカンを調べている中で、見つけたのが、Hold Me Tight
それが入っているのは、上のアルバムでなく、こちらのアルバムだった。
I'm Standing Here
アジカンのデビュー前の曲を聞いて、衝撃を受けた!全て英語なのだ。そしてクソ下手くそなカタカナ英語だったのだ、、、
Hold Me Tight であれば
ワッイージーザッチュードランミ、ワナー
アイキャンシーワッチューギアップ
こんな感じで、英語でなくカタカナにしか聞こえなった。
当時は、「ダサいアジカンも今はこんなに変わるのか」と思ったのだが、大人になるにつれ、「カタカナ英語でも歌うのはカッコいいよな」と思うようになっている。
カッコいいとか気にして、やらないやつが一番カッコ悪いのだ。
ここで、当時の Hold Me Tight を。「あぁ、この曲で、初めて日本語歌詞を入れたとか、書いてあったような」
Hold Me Tight
なかなかAKIRAにならない。ここまでで、1791文字。原稿用紙びっしり4枚以上だ。
AKIRAとアジカン、どうつながるかというと、当時、初めてYouTubeでHold Me Tight を見つけた時の動画が、Hold Me Tight に合わせて、動画はアニメ映画版AKIRだったのだ。
今は、検索しても出てこない。
確か、鉄雄が職業訓練学校の授業を抜け出し、金田のバイクをパクり、カオリを後ろに乗せ暴走したら襲われ、その後金田や軍が来て、鉄雄が吠えて超能力で建物がぶっ壊れる、みたいなシーンに合わせて、Hold Me Tight が流れるのである。
Hold Me Tight を聞きながら、「あぁこれが多分AKIRAっていうやつだな」と思ったのは記憶している。
正直、この時はAKIRAを見るのは苦痛だった。なぜなら、絵が合わない。そして、暴力シーンがある。血が出る。カオリは服を破られおっぱいが見える上に、ボコられ失神する。
僕は、ビビりなので、暴力、血、お化け、高い所が苦手なのだ。だから、池袋ウエストゲートパークや、伊坂幸太郎、村上春樹もでさえも、眉間にしわを寄せ、吐き気を抑えながら読んでいる。
体調悪い時に、村上龍のコインロッカーベイビーズを読んで、吐いてしまったくらいだ。
時を戻そう。
そう!Hold Me Tight で、AKIRAを初めて見たのだ!感想は上にある通り。
しかし、その後、生きていくと、AKIRAの良い評価ばかり聞くことになる。今であれば、10代20代の子がエヴァンゲリオンの評価を聞くみたいなイメージだろうか。(これ分かりやすくないですか?)
話は前後するが、僕が高校生の時にスチームボーイが映画であった。紹介映像だけで、「すげぇ映画だ!アニメとCGが綺麗に融合している!」と興奮したのを憶えている。
「あぁ、監督が大友克洋か、AKIRAの人か!」と思ったのだが、結局僕はスチームボーイを見ていない。すみません。
AKIRAアニメ映画を見る
先日、AKIRAを初めて見た。
漫画とアニメ映画は、色々と違うのらしいが、アニメ映画を見た。
感想としては、小さい画面のパソコンで見たので、絵の凄さは分からなかった。面倒なので、箇条書きにする。
・バイクは全てカッコいい
・絵は古い感じがする
・綺麗な画質で観たかった
・そうすると、ジブリみたいな感動を得られそう
・暴力、血、気持ち悪い描写ある、苦手
・もし、映画館だったら、目を半開きで観ていただろう
・でも、映画館みたい大きい画面で観たい
・最後はよくわかんない
・色々調べたが、漫画も読んだ方がより楽しめると思う
・何より、バイクとネオンはカッコイイ
以上が、アニメ映画をみて、漫画を読みたい理由だ。
最後に、アジカンの Hold Me Tight
インディーズ時代との違いを感じて欲しい。
今後AKIRA読んだら感想書いてみようと思う。
オリラジあっちゃんも解説してました。面白かった。
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