卓球界のベスト9を選んでみた
ITTFのインスタにて、あたなの、フォア、バック、フットワーク、サーブ、ブロック、スマッシュ、カット、ロビング、メンタルの最強男子選手は?という投稿があった。
知人に聞かれ考えてみることにした。早速、候補を上げたいと思う。
フォア:ワルドナー、王励勤、ガシアン、孔令輝
バック:ワルドナー、パーソン、クレアンガ、プリモラッツ、カラカセビッチ
フットワーク:柳承敏(決定!)
サーブ:ワルドナー、劉国梁
ブロック:ワルドナー、サムソノフ
スマッシュ:ワルドナー、田崎俊雄
カット:リ グンサン、朱 世赫
ロビング:ワルドナー、メイス、Jセイブ
メンタル:張継科、Jセイブ、エロワ
早速、てるい的ベスト9を決める。
フォア:ワルドナー
もう、ワルドナー以外いない。全ての技術が完璧に出来る。王励勤はパワー、ガシアンはキレ、孔令輝はフォームが好きだ。しかし、3人ともスマッシュが打てないという穴がある。(スマッシュ打たなくても世界チャンオンになってるのだが。)
バック:ワルドナー
これは迷った。パーソンのバックスマッシュ、クレアンガのどこからでも入るバックドライブ、プリモラッツのドライブ弾くプッシュとバランスの良さ、カラカセビッチの天才的バック。
迷ったが、一発で決められるバックドライブ。完璧なバックプッシュ。伸ばすことも、ブロックも、カットブロックも、なんでもできる。僕が真似できるならと考え、ワルドナーを選んだ。
フットワーク:柳承敏
これは、柳承敏しかいない。回り込んで、フォアへ飛びつき、また回り込む。まるで、背中に羽が付いているかのように、軽やかに、大きく速く動く。やはり、2004年のアテネ五輪の決勝は最高だ。
サーブ:ワルドナー
サーブと言えば、ワルドナー、劉国梁どちらかだろう。ダブルスでもサービスエースを取る劉国梁もすごすぎるが、やはりワルドナーだ。どちらもすごい。
ブロック:サムソノフ
ここは、サムソノフ。誰も文句はないだろう。1976年生まれ44歳。50代になっても五輪に出場している可能性は十分にある。
スマッシュ:田崎俊雄
ここで唯一の日本人。田崎さんの活躍は、カミカゼ卓球、トマホークスマッシュと呼ばれていたが、まさにその通り。ペン表ながら、前陣、中陣から、両ハンドでスマッシュを打てる選手は、他にいない。
カット:リ グンサン
1980年代~1990代前半。今と違い、ヨーロッパ全盛の時代。つまり今よりも、世界のレベルが全体的に高かった時代だ。その中で、世界トップ10に入るカットマン。朱 世赫が出る前のカット中心のスタイルで、あそこまで戦えたのはすごい。
ロビング:メイス
ここはやはりメイスだろう。ワルドナー、Jセイブも捨てがたいが、ロビングで勝つイメージはメイス。メイスと言えば、2005年上海大会、筑波の安藤先生が観に行っており、帰国後すぐにメイスの試合を見せてくれた。安藤先生の解説を聞きながら、大逆転劇に興奮したのは今でも覚えている。
メンタル:張継科
ここで初めて中国選手。1990年代以降、メンタルの強い中国選手はいなかった。世界チャンピオン、五輪チャンピオン、どの選手も若い時は、大舞台で負けることがあった。張継科は、大舞台になればなる程、強くなった。こんな中国選手はいなかった。1980年代の江加良とかは強いイメージだが。
以上が、僕の卓球界のベスト9だ。
過去、グルッバが同じようなことを卓球レポートで語っている。興味がある方は、読んでほしい。より、ユニークな選出となっている。