HAVE A GOOD SAUNA!
先週SNSで、SAUNA BROS. vol.1 なる雑誌が発売されているをの見た。
表紙は武田玲奈。
僕は武田玲奈が好きだ。
好きと言っても、グラビアやってた時にYouTubeで見たり、インスタをフォローしているだけであって、彼女がテレビで出ていても見るわけではない。
つまり、好きなタイプ、とにかく可愛いということだ。
そんな武田玲奈が表紙のサウナ雑誌、「これは買って読んでみたい!」と思い、その日の夜、ららぽーと横浜の紀伊國屋書店に行った。
雑誌コーナーを探し、検索機で探すも、置いていなかった。残念。
SNSでSAUNA BROSをよく目にし始めたタイミングで、HAVE A GOOD SAUNA! 休日ふらりとサウナ旅 というエッセイ本も目にするようになった。
しかし、こちらは武田玲奈が表紙ではなく、どこかのサウナが表紙である。(見たことある気がしてたら、行ったことのあるThe Saunaだった!)
「あーこれも読んでみたい!」とは思わず、「ふーん同じタイミングでサウナ本が発売されるのね」くらいの印象であった。
その週、出社して、小諸そばでランチを食べるついでに、丸善お茶の水店に寄った。
雑誌コーナーで、SAUNA BROSを探していると、雑誌棚ではなく、壁沿いに5冊程平積みされていた。
「おーあった!」と思い、近づくと隣に、HAVE A GOOD SAUNA! も平積みされていた。帯を見ると、
本書には、読後サウナに入ったような多幸感が得られる場合があります。ヨダレにご注意ください。ー壇蜜
と書いてあった。
「一気に興味を沸かせる壇蜜ってすごいなー」と思いつつ、思わず手を伸ばした。本を持つと思ったより薄い。ページをペラペラめくると、綺麗なサウナの写真が。
「いくらなのかな?」と裏を見ると、税込み1,650円とのこと。
「おーイメージより高いな」
1,200円位かと思った僕は、購入を迷った。飲み会ではいくらでもお金を払うくせに、新書を買うのはいつも迷う、という性格はいくつになっても変わらないのだろうか。
2秒迷ったが、2冊を持ってレジに並ぶ。
2冊で、2,900円。「おー結構するねぇ」と思うも、ウキウキしながら、小諸そばへ向かい、月見そばを食べた。
その日の帰宅中にバスの中で、15分だけ読んでみる。
楽しみに買った、SUANA BROSではなく、HAVE A GOOD SAUNA!を。
読む前にBGMを選ぶ。ハライチのターンを聞きながら、文字は読みにくい。集中して本を読むときは、インストの曲か、ビートルズを聞くことが、多い。
しかし、スマホに入っていなかったので、これをチョイスした。
麒麟川島の歌声をリピートで聞きながら、HAVE A GOOD SAUNA! を読み進めた。
結論から書くと、とても良かった。
はじめに を読み、最初のMARUMORIーSAUNA 川が水風呂 の綺麗な写真とエッセイを読み、「あー自然にサウナに入ってみたい!」と一気に興奮した。
そこからは、「早く次のサウナが、見たい!読みたい!入りたい!(夜もヒッパレ)」と思いつつ、丁寧に、一言一句逃さずにページを進める。
予想通り、麒麟川島の曲もサウナに合っていた。
「壇蜜が書いていた多幸感が分かるように気がする」と思いつつ、バス停で降り帰宅。
そのまま家で読んでも良かったのだが、翌日から大阪出張だったので、出張用に取っておくことにした。
翌日、5時起きで大阪へ向かう。新幹線では、流石に眠くて読めなかったが、なんばから南海電鉄での移動中30分読むことにした。もちろんBGMは川島だ。
このエッセイ本、前半は10カ所のサウナを紹介している。
各8ページあり、まず、見開きの写真で2ページ。上に写真、下にエッセイが4ページ。写真1ページ。最後に著者の岩田リョウコさんが、抜群に気持ちよさそうな表情を浮かべた写真が1ページ。
このボリュームが良かった。実際は「もっとエッセイ読ませてよ!」思う。腹八分目、いや、六分目くらいだろうか。
だからと言って、ひもじい思いをするわけではなく、バイキングで美味しい料理を少しずつ食べているみたいな感覚で、10カ所のサウナを堪能できた。
貝塚駅を降りる時には、残り2割程まで読んでいた。
丁寧に読み進めても、45分で8割。なんだか一気に読むのはもったいない感じがして、乗り換え先では読むのを止めた。その後、出張中は、忙しく疲れも溜まっていた為、ページを開くことはなかった。
そして昨日、帰宅中のバス15分間で全部読んだ。つまり1時間で読み終えたことになる。もちろんBGMは川島の where are you 。
最後、おわりに を読みながら、既視感のような感覚が全身を包み始めた。既視感ではなく、既読感というのだろうか。
「んーなんだこの感覚は、、、」と考えていると、ハッとした。
「これは翼の王国だ!!」とはっきりとわかった。
翼の王国とは、ANAの機内誌である。僕は、翼の王国を読んで、つかの間の睡眠をするのが、機内での大好きな過ごし方である。
翼の王国も、綺麗な写真とストレスフリーな文章が中心で、ANAの機内音楽を聴きながら読むと、飛行機に乗っているのを実感できる。
ちなみに、翼の王国で好きなのは、お弁当の時間と、吉田修一のエッセイでだ。(調べたら今は連載していないっぽい)
「あーこの本は、まさに翼の王国だな」「サウナの王国っていう雑誌ってないのかな?」と思いつつ、大事におわりに を読み終えた。
読み終えると、サウナ旅行きたい。自然のサウナ行きたい。フィンランド行きたい。テントサウナ欲しい。とサウナ欲だらけになってしまった。
最後に、今年から始めたTwitterでの毎日あるある。
#HAVEAGOODSAUNA でハッシュタグをつけたサウナあるあるをツイート。岩田リョウコさんがいいねをくれて、ここでも多幸感を得ることが出来たのであった。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
HAVE A GOOD SAUNA! 良いサウナを!
ちなみに、まだSAUNA BROS 読んでません。。。