【卓球との違い】17年振りにスラムダンクを読んで気になった場面

スラムダンク。1990年代前半のジャンプ黄金期の看板漫画であり、特に説明する必要がないだろう。

オリラジのあっちゃん、藤森のYouTubeチャンネル。

また、毎日聞いているハライチのターン。ハライチ澤部はバスケが大好きなので、度々スラムダンクの話題が出てくる。

ハライチのターン！ | TBSラジオ ときめくときを。

その為、「スラムダンクまた読みたいなー」とここ数か月思っていた。

スラムダンクを全巻読んだのは、高校2年生の1度しかない。

スラムダンクは、絶大な人気を得ていたので、30代以上の会話だと、日常でスラムダンクネタが出てくることがたまにある。

そのような場合、一応読んでいるので、なんとなく場面は浮かんでくるが、そのネタについて突っ込むことが出来なかった。（ドラゴンボールであれば、いくらでも突っ込めるのだが。）

僕の人生で、スラムダンクネタを自ら話したのは、大学4年生でボーズとなり、鏡を見た時だけだ。

「なんか沢北みたいだな」

そんな中、僕はサウナーとなり、ホームサウナのゆったりCocoには、漫画が置いてある。「スラムダンク読んでみるか」と1巻から読み始めた。

サウナに行く度、アニメ版のオープニングエンディングテーマを聞きながら、1巻20分のペースで読み進め、先日ついに31巻まで読み終えた。

名場面の度に「家で読んでたら涙流しているなー」と思いつつ、グッと涙を堪えた。

ちなみに、好きな主題歌は、MANISH  の「煌めく瞬間に捕われて」で、好きな場面は、陵南戦ラスト木暮の3Pシュートだ。

ここで今回のテーマである、気になる場面について書きたいと思う。

全国大会では、山王工業。神奈川県では、海南大付属が、絶対的王者として描かれている。そして、この王者の2校は、めちゃくちゃ人気があるのだ。

選手が体育館に顔を見せただけで、会場の雰囲気を変え、試合よりも観客の視線を集めてしまう程だ。

この反応は分かる。

僕も高校1年生のインターハイで、青森山田の選手を会場で見た時に、「おぉ青森山田だー！想像より身体がデカいなー、強そうだなー」と同じ選手でありながら、尊敬のまなざしで見ていた。

ちなみに、卓球のインターハイで会場にいるのは、選手、監督、保護者、OB等の関係者がほとんどだ。ファンとして、観戦に行くのは1％以下であろう。

バスケのインターハイがどうなのかは、分からないので、もしバスケ経験者の方が読んでいたら是非教えて欲しい。

僕が気になったのは、山王対湘北戦。最初から試合終盤まで圧倒的に山王の応援が多いことだ。そして、会場中が山王の勝利を望んでいた、ということだ。

これが疑問で、「え？普通ジャイアントキリングを望まないの？王者が負けて歴史が変わる場面を見たくないの？」と思ったのだ。

同じような場面が卓球であったならば、会場中が湘北を応援するのではないかと思っている。

僕の高校時代、絶対王者は青森山田だった。高校2年生のインターハイ決勝、仙台育英が青森山田を破った瞬間は、観客席で興奮し嬉しかったのを覚えている。

高校1年～3年生のインターハイ決勝戦の心境は、こちら。↓

インターハイで青森山田が負ける前の大会。高校1年生での高校選抜。決勝は、青森山田対東山。東山は、時吉君が2点取り、ラスト森下君がフルゲームのデュースで負けた。

この時、会場中が「青森山田負けるか？東山頑張れ！」という雰囲気になったのを感じた。

結局、青森山田が勝った時は、「流石青森山田。あの展開で負けないとは。勝負強いわ､､､」とより青森山田の強さを感じた瞬間だった。

僕が体験したのは決勝戦。

スラムダンクでは、湘北は第1シード山王工業のパッキン（シード下）で、山王の初戦だったとの違いはある。

そもそも漫画なので、もっと気になる場面はあると思うが、バスケ経験者の方、教えて頂きたいです。宜しくお願い致します。

31巻を読んだ翌日、サッカー部出身のサウナーに聞いてみた。

「卓球だと絶対に湘北を応援すると思うんだけど、サッカーだとどう？」

「んーやっぱり名門チームは人気ありますねー。ジャイアントキリングも良いですが、もっと試合を見たいというファン心理はあるんじゃないですか」とのこと。

「なるほど、ファン目線となると、すぐに王者が負けるのは残念な気がするな。」と思った。

さらに、「でも、2005年度の野洲が選手権で優勝した時は、野洲を応援する雰囲気でしたよ。新しいサッカーにワクワクするみたいな。」

確かに、あの時はセクシーフットボールで、サッカーファンでなくても話題になった記憶がある。

以上が、スラムダンクで気になった場面である。バスケ以外のスポーツでも、どうなのか気になっているので教えてもらいたい。

最後に、スラムダンクは、涙を流してしまう程の感動場面が何度もある。

途中から気付いたのだが、その時、必ず晴子さんが、口に手を当てている描写が描かれていて、これがさらに涙を誘うことに気付いた。

晴子さんに加え、水戸、高宮、大楠、野間の桜木軍団がマジ顔になってるのも良い。