天皇賞春 アプローチ
天皇賞の枠順発表がされました。
今回は天皇賞春を徹底解析していきたいと思います。
ただし、今年の天皇賞春は去年同様に阪神開催となりますので去年のデータを参考に行い、京都開催のデータは参考外とします。
データが少ないですが参考にできる部分はあると思いますので是非最後までご覧ください。
【過去データ】
まずは去年の着順から血統面などのデータを見ていきたいと思います。
去年はほぼ人気通りの結果となっています。
先ほども上げたように近年のデータはこれだけとなりますので今回はこの上位三頭を参考にしてポイントを見つけていきたいと思います。
【枠順】
やはり内よりが優位なのではないかと思っています。
去年のデータでは1枠に入った二頭がそもそも上位人気であったということもありますが、それでも1.4着となっている事。そして2枠もカレンブーケドールが牝馬ながら3着に好走しています。惜しくも4着となりましたがアリストテレスも頭差の4着です。
外枠の不利はやはりあると思われます。
【脚質】
前走でも先行で好走した2頭が1.2着を取り、レースの内容としても先行した4頭が1~4着を独占しています。前目につけることは有利に感じられます。
このことからも枠順の影響は出てきそうな気配があります。
去年勝馬となったワールドプレミアは若干まくり気味というように感じますがおおよそ前走3~5番手に付けられるくらいの位置でレースをした馬が良いのでは無いかと予想します。
また前走の走りから上り3Fの実績は大事なように感じます。データに記されている前走の上りのカラーリングは1位黄、2位水、3位緑となっていますが、カラーリングが有るものが上位となっていることが見て取れると思います。
先行&前走上がりタイム上位はポイントとなりそうです。
【馬体重】
去年の3着までは一応480キロ以上となっております。とは言え、出走メンバーを見てもあまりそこに大差はないように感じます。去年のデータのみとなります為、参考に出来るものではありません。
なのでJRAの芝3000m以上のレースを過去3年間で480キロ以上と479キロ以下で分けたデータを見てみると面白い結果になりました。
これは今後の芝3000m以上のレースには大きく参考にできそうです。今回のレースにおいても参考に出来る部分は大きいのではないでしょうか?
【血統面】
去年のデータでは3着をディープ系が独占しています。とは言いつつも着外にディープ系が沈んでいる事実もありますのでここは牝系を見ていきたいと思います。
上位2頭は欧州系となっています。ワールドプレミアの母父のアカテナンゴはドイツ血統となっており、フランスでもサンクルー対象を勝利しております。
そしてディープボンドの母父はキングヘイロー。その父はダンシングブレーヴ。ダンシングブレーヴは凱旋門賞馬であり、イギリス馬として偉大な成績を残しました。
このことから切れのある末脚を発揮できる種牡馬とタフな欧州の馬場をこなせる母父の組み合わせが良いのでは無いかと考えます。
過去の勝ち馬であるフィエールマンもディープ×欧州系。母のリュヌドールはフランスの重賞ウィナーで、母父グリーンチューンはフランス2000ギニーの勝馬となっており、通じる物があると思います。
【前走レース】
前走、阪神大賞典or日経賞のどちらかと言えるでしょう。と言っても近年ではほぼここを使ってからとなるでしょう。
去年は1~5着をこのレースを使っている組で決まっています。その中でもシッカリと成績を残していることが大事なようです。
前走着外で掲示板に乗っているのも4着のアリストテレスのみとなっています。
日経賞勝馬となったウインマリリンは着外になっていますが、やはり牝馬には厳しいレースではないかと思います。去年3着に好走したカレンブーケドールは素晴らしいと思います。
【総括】
押さえておきたいポイントは5点
①内枠有利
②先行&上り上位
③馬体重480キロ以上
④欧州実績の血統に注目
⑤前走、阪神大賞典or日経賞で上位の成績
今回、人気の中心となりそうなディープボンドやタイトルホルダーが大外枠にいったことで危険なポイントも出てきました。
反対に人気を上回る好走を見せる馬もいる可能性もいます。
人気通りで行くのも良し、人気薄に期待を乗せるのも良し。以上のポイントを抑えて勝てるように頑張りましょう。