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外食業界M&A増加の予感

こんにちは。ユニコンの照井です。

最近、外食のM&Aのご相談をいただくことが増えてまいりました。

ご承知のとおり、コロナ禍でこの3年間は、営業的には非常に厳しかった
外食業界。昨年末あたりからやっと、普通に営業できるようになり、企業によっては、コロナ前を超えてきている企業も出てきています。

一方で幸いのことで、この3年間の協力金などの国の施策によって、BSは傷んでいない企業が多いです。協力金などについては賛否両論はありましたが外食業界にとっては、非常にありがたかった施策であったと思います。

とはいっても約3年間まともに営業出来ていなかったのも事実なので、いざコロナが明けてスタートといっても、やはり3年前と同じようにいかないのも事実です。
特に人材は、この3年間で外食業界を去っていってしまった人もいたりと今までも人材不足で困っていたことに輪をかけて非常に課題になってきている企業が多いです。そこで外国人人材の活用を進めてきている企業が増えてきていますが、まだまだ業界全体の人材不足を補うほどにはなっておりません。

外食産業は成長戦略を描くときに、出店は、1丁目1番地の戦術かと思いますがそれが人材不足によってなかなかうまい具合にいっていない企業があるのも事実です。

では、どのように成長戦略を描くかというと、次に考えられるのが、M&A戦略となります。上場している外食企業のほとんどは、このM&A戦略を進めていると思います。

そうなってくると、自ずとその業界のM&A市場が活性化してきますので、ファンドなども投資しやすくなってくるのでより一層活発になります。

このような好循環がまさにうまれそうなタイミングであると感じます。

業界構造的には年末年始は動きづらいのですが、年明けくらいから非常に活発化してくるのではないかと思います。

売却を検討している企業経営者、買収を検討している企業経営者ともに今から情報収集しておいてもよいと思います。


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