外食業界の売上は戻ったのか?
こんにちは。ユニコンの照井です。
さて、今回は、M&Aの話題ではありませんが、外食業界の売上は、コロナ前に戻ったのかということについて記載していきたいと思います。
前に記載したように、上場企業の時価総額で3年前の2019年と比較するとほぼ、戻ったといってもよいかもしれません。記事をクリック👇
もちろん、企業それぞれで見ると、大きく時価総額を上げた企業もありますし、逆に下げた企業もあるので一概ではいえませんが、外食産業とした見た場合は、時価総額は戻ったといってもよいのかと思います。
次に、11月25日に一般社団法人日本フードサービス協会が調べた外食産業市場動向調査をみていきたいと思います。ここでは2022年10月の売上などについての市場調査などをみていきたいと思います。
全体では 19 年対比で初めてコロナ以前を上 回り 105.5%になったと報告されている。
つまり、外食全体では、19年対比でコロナ以前を超えたということになります。まだインバウンドが戻ってきていない中での結果であるので、かなり良い結果なのではないかと思います。
ただし、これを業種別にみていくとまだまだ課題も見えてきます。
2019年対比をみていくと、全体の売上高を大きくあげているのがファースト業界になります。一方で、なかなか厳しいのは、パブ・ビアホール、居酒屋となります。これは、まだ夜の需要は完全に戻ってきていないということであると思います。特に、宴会需要がまだ回復していないのと、二次会、三次会と夜遅くまで飲む需要が2019年より減っているためであると思います。
ただ、このまま上記の需要が戻ってこないということは想定しづらく、当面の間は、コロナ前の80%回復を見越し、経営をしていくというのが良いのかもしれません(ある外食経営者の受け売りです・・・)
外食好きの私としては、来年は戻ってきてくれることを望んでいます。マインドを2019年前に一人一人が戻し、2023年は外食をどんどんしていける世の中になってほしいと切に願ってます。
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