復職
2021年10月1日(金)、118日ぶりに復職した。最初の2週間は産業医の指示で10:00〜17:00の時短勤務となる。復職初日から台風が来て、武蔵小杉駅から会社までは強風で傘を煽られながら歩く羽目になった。
担当の作業療法士さんからは、右半身の麻痺を考慮して、リュックでの通勤を推奨されていた。先月の産業医面談で出社した時は、これまで通勤に使用していたビジネストートバッグにPCを含め必要なものを入れて、どうなるのか試してみた。自分は右肩にバッグを下げる人なので、麻痺のある側にバッグを下げて会社を往復すると、右肩がちょっと辛いというか怠い状態となった。そこで新たにビジネスリュックを新調し、今日の通勤からデビューさせたところ、やはりリュックは楽で、特に今回購入したリュックは、混雑したバスや電車内での前抱えがし易く、快適であった。
出社して仕事の話をしていて、今発生している問題などを聞いていると、これまで入院していたことが夢幻のように感じられる。これは作業療法士さんが「仕事に復帰したら、すぐに現実に引き戻されて、入院生活やリハビリしていたことなんか忘れちゃいますよ」というようなことを言っていたことを思い出した。
昼食から戻ると、ペン立てに挿してあるハンドクリームに付箋が貼られている。去年まで部下だった女性が復職を記念して、火の鳥を付箋に書いて貼ってくれたようだ。最初に見た時は火の鳥だとは思えなかったが…、ありがたく感じる。
産業医の指示通り、17:00に上がり帰宅する。帰りの途中、どうも右足の踵が痛く、4ヶ月ぶりに革靴を履いて靴擦れしたか…と思い、帰宅して確認すると、踵の皮がズルっと剥けていた…。右半身の温痛覚麻痺があるとは言え、流石に皮がズル剥けていると痛い訳だ。先が思いやられる…。