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退院3日目

日常生活に戻り、普段の生活でいかに利き手である右手を使っているのかを実感する。

自転車を動かす時、右手で荷台を持つが、この時に右手が「ビーン」として力が入らない。窓の開け閉め、雨戸の開け閉め、ハサミでモノを切る時、とにかく利き手をよく使うが、その度に「ビーン」として力が入らない。掃除機をかけたり、浴室の掃除をする時も右手を使うので、重怠い。

昨日の昼食はざるうどんを作ったのだが、茹でたうどんをざるに入れた時、右手で少し触れてしまった。朝食の時にトースターで焼いた食パンを右手で取ってしまう…。危ない…。

今日の昼食は焼きそばを作ったのだが、フライパンで豚肉、野菜を焼き、そばを入れて混ぜる一連の作業を右手で行うことになる。フライパンの上で動かしている右手の位置に左手をかざすと相当熱いが、右手ではそれを感じない。結構危ないなあ、と思う。

階段…。病院でさんざん階段の上り下りをしたが、帰宅して思ったのは、家の階段が急だということだ。こんなに急だったっけ…。そして先ほど、階段を下りる際、麻痺のある右足を踏み外してしまった。右肘を打った気がしたがそれほど痛くない。ところが見てみると皮下出血で真っ赤になっている。もともと皮下出血はあまりしなかったのだが、やはり抗血小板薬を服用してるからだろうか…。保冷材をタオルで巻いて冷やしてもそれほど冷たくないが、左手で右肘の冷やした箇所を触るとスゴイ冷たい。

これは、結構注意して生活していく必要がありそうだ。

また、右半身が左半身に比較して、やたら発汗する。実際右半身の方が左半身よりも暑く感じるのだ。額などは特に右側だけが汗だらだらである。右半身の体温調節が、左延髄外側が梗塞したことにより、うまくいっていないのだろうか…。とにかくいろいろ不便であることがわかってきた。

今日、注文した血圧計が届いたが、いきなりエラーが出て故障していた。オムロンにクレームを入れたら、交換してくれるとのことだが、新品が故障しているのはいかん。オムロン、しっかりして欲しい…。

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