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27年目のElmar50mmf2.8

2025年2月23日(日)、午前中に所用を済ませ、午後はライカM11-PにElmar50mmf2.8を装着して、野川に出かけた。

自分のElmar50mmf2.8は1958年製、1998年11月に初めて入手したライカM3とセットで購入したものである。

ライカがM3の1台体制の頃はよく使用していたが、M6を購入してからは広角レンズ主体となり、あまり使用していなかった。2020年にEOS Rを購入してから1回だけ使用したが、使用頻度は低かった。沈胴式レンズは、ピントリングを回すと鏡胴全体が回ってしまうため、格好はイイが使い勝手がよくない。さらにデジタルカメラに装着した場合は沈胴させることもできないので、余計にである。

前回使用したのは2023年の4月で、まさに野川で撮影していた。カメラはSIGMA fpである。

ライカのレンズなので、ライカのカメラで使用したいのだが、デジタルMを持っていなかったため実現できなかった。ここにきてようやく、M11-Pに装着しての撮影である。

自転屋で小金井新橋まで行き、駐輪してからフォトウォークを始めた。

小金井新橋から

毎年3月中旬以降は、1か月間にわたりソメイヨシノから紅枝垂れ桜の撮影で、毎週のように訪れるのだが、今年は長男の引っ越しなどがあり、なかなか来れないかもしれない…。

野川

野川沿いの遊歩道を歩き始める。紅枝垂れ桜は枝だけなので、寒々しい…。調布空港に着陸する飛行機を撮影する。伊豆大島あたりから帰ってきたのだろう。

野川

白い鳥がいた。残念ながら鳥の名前はわからない…。

中前橋の下
中前橋から

中前橋からのこの構図は、紅枝垂れ桜撮影の定番で、多くの人が橋の上から撮影している。当然この時期の景色を撮影している人はいない。

武蔵小金井のマンション

天神橋の手前…。F8まで絞って取っているが、やはり描写は現代のレンズに比べると甘い。
エルマーはズミルックスやズミクロンに比較すると地味なレンズである。その地味さがいいのだが…。
SIGMA fpで撮影した時は、絞るとカッチリ写ると思っていたが、M11-Pだとあまく感じる。高画素機だからであろうか…。

天神橋

何度も書いているが、ジブリ映画「借り暮らしのアリエッティ」 の舞台にもなった天神橋…。

ライカM11-PとElmar50mmf2.8

一応ちゃんとフードを付けて撮影している。

小金井天神

これは開放F2.8

はけの小路

これも開放F2.8。ボケは期待できないレンズであるが、長男が赤ん坊の時にトライXで撮影したハイハイしている写真のボケはイイ感じであった。
デジタルだと、変な言い方だがボケもフィルムよりクッキリ?写る感じがする。

はらっぱぱん

3年位前にできたパン屋さん。営業はしていなかった。いつか購入しよう…。

ムジナ坂

お気に入りの坂。通った時は必ず立ち寄り、場合によっては撮影する。

検索したら、noteにムジナ坂のことをアップしている方を発見した。

はけの森97階段から

西の空は雲がいい感じの光を織りなしていた。拡大して気付いたのであるが、右側の木立の左側に富士山の稜線が見えている…。

カメラ / レンズ:ライカM11-P / Elmar50mmf2.8, iPhone13

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