その人に質問をするのではなく、その人に質問を作らせる
ほぼ日の学校にて、糸井重里さんと秋元康さんの対談を聞いて、最後の糸井さんのこんな一言が心にとまりました。
「その人を表すというのが、その人に対する質問を100並べたら表れると、みんな思ってた。
だけど、今日初めて思ったのは、
その人を一番よく表すのは、その人に質問を100個作らせることだね。」
それに重ねて書くのはおこがましいところではありますが、
僕がPLAYERSで「視覚障害者からの問いかけ」というワークショップをやっていて思ったのがこれと似ていて、
視覚障害者に質問をすることでわかることも色々あるけれど、視覚障害者が晴眼者にどんな質問をするのかを知ることによって、視覚障害者のことを違った側面から見ることができます。
普段どんなことを気にかけていて、どんなことを大事にしていて、どんな苦労をしているのかが、視覚障害者からの質問の中に垣間見えます。
そういった深みがあるのが視覚障害者からの問いかけというワークショップの良いところなんだと思います。