人の○○をつくるのがモノづくり
9月24日(木)に二戸市立中央小学校の5年生が私の普段の職場「いわてデジタルエンジニア育成センター」の見学に来ました。
詳細は、北上川流域ものづくりネットワークさんのFacebookの投稿を読んで頂きたいのですが、その中で紹介されている一文を御紹介。
<北上川流域ものづくりネットワークさんのFacebookより>
最後に、DEセンターで3Dプリンターの見学をさせていただきました。DEセンターの小原様のお話しで印象的だったのは、「3Dプリンターという最新技術にちょっとしたアイデアを加えることでいいものができる」ということです。ものづくりの世界では、機械化進んでおります。人間がいらなくなるのではと思われている方もいらっしゃると思いますがそんなことはありません。機械を使うのは人間です。機械にアイデアを入力するのも人間です。人間がアイデアを出さなければ、最新技術も宝の持ち腐れです。日常に溢れているちょっとした不自由や困りごとを当然であると流すのではなく、そのことに気がつく感受性、「あれとこれを合わせたら解決できるのではないか」という思考と行動力が今後のものづくり人材に求められると感じました。
小原様というのが私!良いこと言ってますね~(自画自賛www)自分でも意識して言ってたわけではないので、こんなこと話してたかな~??って感じなんですがwww
自分の記憶をたどると、話した経緯として3Dプリンタで新型コロナウィルスの感染拡大を防止するものとして、フェイスシールドやマスクを製作して配布した話しをしたときに話した内容ですね。
特に大阪大学さんが考えられたA4のクリアファイルを使用したフェイスシールドの例を話しているときに、「3Dプリンターという最新技術にちょっとしたアイデアを加えることでいいものができる」というフレーズが出てきたんでしょう。←自分でも記憶が曖昧。。。
AI(人工知能)が発達して人間の仕事がなくなると言われていますが、人間独特の感受性は、現在のAI技術では未だ対応できません。ものづくりにおいて、この感受性というのは凄く大事です。ものづくりって機械化がされロボットが物をつくって自動化されてきている部分もありますが、実は感受性、感情的要素が大事だったりするんですね。
それは、なぜかというと、人が喜ぶものをつくる!というのがモノづくりだからですね。喜ぶという感情が最終的なアウトプットに必要である限り、AI(人工知能)に全ての仕事が奪われるということはないでしょう。
AI技術を活用したモノづくりというのは、今後、必要不可欠でAIに最適な解を計算・分析させたり、様々な提案や判断をしてもらったり、便利なツール(道具)として利用していくことは、とても良いことだと思います。
人間よりもAIが優れているところ、逆にAIよりも人間が優れているところが各々ありますよね。上手く使い分ける、AIを上手く活用する、お友達、パートナーとして一緒に人が喜ぶものをつくっていくことが大事かなと思います。
「人の喜びをつくるのがモノづくり」ですよね。
未来を担う子ども達にモノづくりの楽しさを知ってもらいたいですし、最新のデジタル技術についても知ってもらって、岩手県をテクノロジーの先進県にすべく今後も活動を続けていきたいと思います。
良いこと言えるようにネタ帳でもつくりますかね!(^^♪
noteを最後まで読んで頂き有難うございます。 東北の岩手県北上市で3DCAD/CAM/CAE、3Dプリンタ、3Dスキャナ、リバースエンジニアリング等、ものづくりエンジニアの育成、企業のサポートをしています。地方創生・地域活性化に取り組んでいます。よろしくお願い致します。