見出し画像

小さな挑戦⑩リバースエンジニアリング~3Dスキャナ Revopoint + 3DCAD Fusion 360~

どうも、テルえもんです。

久しぶりの小さな挑戦シリーズの投稿です。

今回は、Revopoint社の3Dスキャナと3DCAD「Fusion 360」を使用してリバースエンジニアリングに挑戦をしました。

リバースエンジニアリングとは、現物から3Dデータを作成することを言います。リバースは「逆」という意味ですよね。通常は、3Dデータから物をつくっていきますが、その逆になるので、リバースエンジニアリングと呼ばれています。

何をリバースエンジニアリングしてみようか悩み考えて、家にあった「けん玉」にしました。はじめから複雑な形状をつくろうとすると大変になると思い、けん玉であれば、断面をつくって、回転コマンドで形状を作成できると思い、最初の題材としました。

けん玉を3Dスキャナ「REVOPOINT INSPIRE」で測定している様子

3D CAD「Fusion 360」でモデリングしている様子をYouTubeチャンネル「テルえもん CAD ルーム」に動画を投稿しています。

けん玉の次は、テープカッターを題材にリバースエンジニアリングに挑戦してみました。2つのパーツに分かれており、それぞれ別々で3Dスキャンして、3Dデータを作成しました。

3Dスキャナは「REVOPOINT MINI」を使用しました。

3Dスキャナ「REVOPOINT MINI」で測定している様子

3DCADデータの作成は、こちらも「Fusion 360」でモデリングしている様子をYouTubeに動画をアップしています。

今回、久しぶりに手を動かした作業を行いました。通常の業務が忙しくなってくると、事務ワークばかりになり、3DCADやツールを実際に手を動かして触ることをやらなくなってしまうので、それではスキルは落ちていくばかりで、上がっていかないので、忙しくて、心に余裕が持てないときでも、教えてる立場として、自分自身が手を動かして実際に学んでいかなければいけないと思っています。

「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない」

ロジェ・ルメールというサッカーの元フランス代表監督の名言です。

知っている、分かっていると思っていても、実際に手を動かした経験がなければ真実をお伝えできないと思っています。教えるには、しっかりと物事を理解した上で、分かりやすく間違いないように伝えなければいけないと思っています。

今回も、こうすれば作れるだろう!と思っていても、実際に作業すると思ったとおりに行かないことが何回もありました。良い経験になりました。

技術は常に進歩していきますので、しっかりと進歩に付いていき、お得な最新情報をお伝えできるように、日々、小さな挑戦を続けていきたいと思います。

最近、挑戦ができていなかったことを反省。これからは気合いを入れ直して、頑張っていきます!!


いいなと思ったら応援しよう!

小原 照記(テルえもん)
noteを最後まで読んで頂き有難うございます。 東北の岩手県北上市で3DCAD/CAM/CAE、3Dプリンタ、3Dスキャナ、リバースエンジニアリング等、ものづくりエンジニアの育成、企業のサポートをしています。地方創生・地域活性化に取り組んでいます。よろしくお願い致します。