生産準備業務への3D活用セミナー
どうも、テルえもんです。
2023年1月27日(金)雪があり寒いですが、快晴!
富士通JAPAN様、デジタルプロセス様のご協力のもと、いわてデジタルエンジニア育成センター(岩手県北上市)主管により、「生産準備業務への3D活用セミナー」を開催しました。
製造業界は大量生産から、顧客の仕様要求に合わせた一品一様のモノづくり、いわゆるマスカスタマイゼーションの時代へと移りつつあります。
顧客の細かな仕様や短納期要求に応えられる企業こそ、将来のモノづくりを制するともいえます。それには、設計・開発から製造、出荷に至るまでのリードタイムを短縮し、生産効率を高めていくことが必須課題となります。そうした課題を解決するための武器となるのが仮想技術を活用した”デジタル生産準備”です。
実機の代わりに3次元デジタルデータを用いて、生産準備部門が設計から製造にいたるかなめとなり、組立業務を主体としたモノづくり検証と伝達を行うことでモノづくりの品質向上と原価低減が行えます。
セミナーでは、実際にソフトに触れながら、組立アニメーションの作成(使用ソフト:VPS MFG)や工場レイアウトの作成(使用ソフト:VPS GP4)を体験していただきました。
VR体験コーナー(使用ソフト:Xphere)も設置し、バーチャルに再現した工場の生産ラインを歩いてみてもらいました。参加者から大好評!
電子作業指示書と工具との連携の展示も行い、実際にネジを締めた情報やノギスで測った検査情報がタブレットに読み込まれてデータ管理される画面を見てもらいました。
今回、使用したソフトウェアの情報やセミナーの詳細な様子については、「いわて3D通信」のセミナーレポートをお読みください。
今後も岩手県内企業の生産性向上の支援に取り組むとともに、学生や求職者等への人材育成の新しいカリキュラムに盛り込み、更なる優秀な人材の育成にも努めて参ります。
今回、ご協力いただきました「富士通JAPAN株式会社」様、「デジタルプロセス株式会社」様、ありがとうございました。感謝☆