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その8 目的を持って質問する

遅ればせながら、第8回目の香川照えのコーチング部、配信させていただいてます。

そろそろリスナーの皆さんに聴いてるだけで満足せずもう一歩コーチングの世界に踏み込んでいただきたく、宿題を出させていただきました。anchorの統計上は400くらいは再生されてるはずなのに、全然宿題の提出がなく、さみしい思いでおりましたが、勇気ある方々、具体的には、コーチング部部員、うらら、月末振り込み、はちのこ、パピー、チャプターイレブンさんから提出いただき、なんとか収録できました。

いただいた質問はこちらー。

①照え部長、時々8割くらいまできちんと片づけるのに、どうしてその後また散乱状態になってしまうのですか?

②部長、片付けをすると、どんな良いことがあると思いますか?

③照え部長の好みのアイドルや家族の写真を机に貼れば書類を置きっぱなしにするのが申し訳なくなって片付くのではないでしょうか?

④部長、散らかっていても困っていないなら、このまま片付けない、というのもひとつではないでしょうか?

⑤照え部長、 これだけある書類を把握しているって 凄いことですよね。 これで整理出来ていたら 今以上に効率的に 仕事がはかどるんじゃないですか?

⑥照え部長、 いつも8割程度の完成度で 整理が終わっていますね。 事務局さんも困っているでしょう。 一度完璧に仕上げたら 円滑な職場環境になると思いませんか?

⑦照え部長、片付けられなくて困ってますか?

ご協力ありがとうございました。

ベスト質問賞は、②の質問をくださった、うらら部員に贈呈させていただきました。

第8回のテーマは、目的を持って質問をする、です。

コーチは質問により、クライアントが目標達成のための行動を起こす(行動する、行動を変える、行動をやめる)のを手伝うのですが、そのために、目的を持った質問が必要になります。

その目的として、下のようなものが効果的だとされています。

◉イメージさせる
 行動や行動したときの状況を視覚的に具体化する。匂いや感触までリアルに。

◉リソースを探す
 使える情報、人、ものなどを探すことを目的とした質問です。

◉モデルをみつける
 うまくやっている人の例から探ります。

◉視点を変える
 時間、空間、立場を変えて自分を見てみます。

◉ほかの選択肢をだす
 2択を3択以上に。

◉問題をはっきりさせる
 問題がはっきりしないと行動も決まりません。優先順位、タイムマネジメント、モチベーション、、などなど、どこに問題があるかを探ります。

◉アイディアを出させる
 行動を描かせるためにアイデアを出してもらいます。

◉モチベーションを上げる
 質問によりやる気を出させます。

◉意味をはっきりさせる
 求めている状態を明確に言葉にしてもらうことではっきりさせます。

◉ゴールのその先を見せる
 達成した後の状況や感情を扱うことで目の前の行動を促します。

◉価値観を知る
 行動原理や本人の価値観に根差した行動を探ります。

◉気づきをうながす
 相手がきづいていないこと、学びにスポットを当ててみます。

◉本気度をはかる
 相手が本当にしたいことか確認します。

ほかにもありますが、こんな目的を持ちつつ、コーチは質問を繰り出します。

うまくはまると、クライアントの気づきも増えて行動は促進されるわけです。

では、また次回。

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