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地方議員は必要か

NHKスペシャル取材班『地方議員は必要か』文春新書,2020年

地方議会・議員のあり方に関する研究会 総務省

町村議会のあり方に関する研究会 総務省

NHKで放送された「崖っぷち!?わが町の議会」見た記憶があります。それが本となったので買いました。ちなみに、このアンケートは2019年1月~3月に行われたらしく私は参加してません。2019年4月に初当選しましたので。

本の内容は「なるほど」と思うところが多々ありました。現状について把握できる本です。私自身、議員になって現在2年ほど経ちましたが他の議会の事情は知らないことだらけでした。

同様の課題はあるけれど、解決方法は各地方それぞれだと思います。たとえ隣の自治体でも違うでしょう。そういった意味で総務省の研究会の報告に書かれていることを参考にして、それぞれの地方議会がそれぞれに考えていくことが大事だと思いました。

泰阜村議会では、2020年6月から月に1回のペースで、議員全員で会議の場を設けるようになりました。当初の目的は、なり手不足とも絡む議員定数という課題でした。選挙の直前での決定は影響が大きいという考え方もあり、任期の中間点である2年目の時期くらいに結論を出す事を目指していました。そして今年、令和3年3月に現段階での結論を出しました。議論していく中で、各議員の方向性の違いなどがありました。本当は住民懇談会を開き広く意見募集をしたかったけれど、コロナ禍で中止になりました。最終決定時期の前には区長や元村議員の皆さまに意見を伺いもしました。

最終的には各議員の意見を集約し、話し合いで決まりました。途中、議長の言葉として「議会の総意として決めたい」とあり、そうなったんだと思います。

それぞれの思惑がありますでしょうが、負託をうけた議員として各々判断し議会として結論を得たことは、一つの経験として私には大きかったです。

負託(責任を持たせて、任せること。)
weblio辞書

#地方議員 #議員定数 #町村議会 #泰阜村

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