ギャップイヤー
こんばんは。てるです。
突然ですが、皆さんは「ギャップイヤー(gap year)」というものをご存知ですか?
もともとは「人生の節目の空いた期間を使って旅をする」という意味で使用されていた言葉らしいのですが、現在では「学生が入学前や卒業後などに社会体験活動を行う猶予期間」のことを指すそうです。
ではなぜ今回このテーマを取り上げたのか。
それは先日、このような記事を見つけたからです。
登場する清洲さんはは2021年3月に大学を卒業し、新卒で就職していません。
つまり僕と全く同じ状況なのです。
違うところをあげるならば、
あえて就職しなかったのと結果的に就職を見送ったこと。
正直な話、この記事を見つけるまでは焦りや不安といったものがありました。
フルタイムで働かせてもらっているとはいえ、頭の中には
「既卒」「フリーター」「正社員」「就職」
という言葉が常に浮かんでいました。
昨年も就職活動はしたものの、
「この会社で働きたい(この仕事がしたい)」というより
「とりあえず就職しないと」という気持ちが強かったので、
上手くいくはずもなく・・・。
ですが、この記事を偶然見つけたことにより
「空白期間を既卒やフリーターではなく、ギャップイヤーという前向きな言葉で表現している。こんな人生もありやな!」
と思えるようになりました。
イギリスで誕生したこの考え方は、海外では比較的取り入れられています。
(特にイギリスやオーストラリア、カナダにて「大学入学許可証を持った高校卒業者がすぐ大学に入学せず、およそ1年間の人生経験を積んだあとに改めて入学する」という意味で用いられているそうです。)
日本でも導入している大学がありますが、なじみはまだまだ薄いです。
「人生に空白期間を作ってはならない」という考え方が強いかもしれません。新卒採用に不利という声もあるそうです。
しかし、僕はこの考え方を大事にしたいと思う。
ちなみに今年の4月でギャップイヤー2年目を迎えるが、
僕自身何をしようと考えているのか。
1つは、これまでに引き続き食べカフェ大阪やオフ会といった
会食恐怖症当事者のコミュニティづくりや情報発信、イベントの開催。
もう1つは、会食恐怖症に関係なく生きづらさを抱えている方や理解されにくい悩みを抱えている方のコミュニティや、居場所を作っていきたいと考えている。
そして最後に。
「会食恐怖症を抱えている時点で、自分はレアな人間。
だからこそ周りとは違って当たり前だし、また違った人生を送れるに違いない。」
この思いを胸にこれからも生きていこうと思う。
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