高齢出産、高血圧で2人
1人目を36歳で出産し、2人目を39歳で出産した。
「高齢」なんていう自覚は全然なかったけれど、医学的には高齢出産で、若い人よりたくさん検査を受けた。
もともと健康一筋で、自分は健康と信じて疑わなかった私の血圧が怪しくなってきたのは30代前半。健康診断で指摘されても知らんふりで。
35歳になり生理が来ない時があった。妊娠したと思い産婦人科へ。なんとホルモン異常の「無月経」という診断だった。そこで測った血圧は上が165。
「あなた子供産みたいの?このまま妊娠出産したら死ぬわよ。」
グサリと釘を刺され、それからホルモンと血圧の治療がはじまった。すぐにでも妊娠出産したい旨を伝え、産婦人科では錠剤の黄体ホルモンを、循環器内科では血圧の薬を処方してもらった。
それから1〜2ヶ月ですぐ妊娠した。
当時はまだストレスフルにガツガツ働いていたし、外食も多く、妊娠生活後半は体重増加とむくみとの戦いだった。忙しいサラリーマン生活を改善していくことはなかなか難しく、うまくコントロールできなかったと反省している。
2人目の時は生活はかなり落ち着いていたものの、年齢による身体の変化は感じられずにはいられなかった。1人目の時より、病院からも高血圧ハイリスクとかなり目をつけられていた。
血圧と関係があるかはわからないが、衝撃だったのは、採血の際に針を刺しても、血液が出てこないのだ。私はどちらかといえば痩せ型で、健康診断で血管がわかりやすく刺しやすい、と褒められるほどの血管の浮き具合なのだが、何度か針を刺しても血が出てこない。
血がドロドロすぎたのかなんなのか、恐ろしくなり、1人目の時には起きなかったこの現象は、きっと年齢のせいかもしれない、これが最後の出産かな、と覚悟した。
妊娠生活の終盤は、予定日より数週間早く血圧の管理入院をすることに。1人目に続き帝王切開での出産となった。体重増加やむくみは、規則正しい生活のおかげで1人目の時よりもましだった。
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