見出し画像

TERROR BLINDのスラッシュメタルの作り方:総論

 曲を書いていて行き詰った時に「スラッシュメタルの作り方」とググってみたんですが、当然ですが答えはありませんでした。
 偉そうなことを言うつもりはないんですが、僕がどうやって曲を作っているかを公開して、困ってる人の参考になる部分もあるのかなぁと思って書いてみます。
 ちなみにこれから話すことはクライアントのリクエストに答えてお金を稼ぐために曲を書いている人向けではなく、自分が表現したいことを形にする人向けです。

①とにかく音楽をよく聴く

 これに尽きます。
 良い曲を書く人は本当に信じられないくらい音源を持っているし、マニアックな人が多いと思います。個人輸入でしか手に入らないような音源を買い始めるようになってからが本番です。本当のマニアは自分のことをマニアだと思わず、まだまだ足りないと思いながら音源を買い続けています。
 曲の聴き込みも大切だと思います。曲のどの部分を自分は好きなのか?なぜ好きなのか?など、自分がどんなものを好きなのかということを知っていくことで、作曲する時の足掛かりになると思います。
 つまるところ作曲とは自分が好きなものを詰め込むことだと思うんですよね。俺はこれが好きなんだ!という衝動が溢れすぎて人は作曲するのではないかなと思ってます。音源を聴くことは、自分の「好き」を探すことだと思います。
 ちなみに僕はとにかく速いスラッシュメタルが好きなので、そういうのをよく聴きます。あとはモダンメロデスはあまり好きじゃないですが、メロデスとか限りなくメロデスに近いメタルコアとか。デスラッシュももちろん好きです。うーん自分の好きな音楽を言葉で言うのは難しいですね。

②人の言うことを聞かない

 じゃあお前のnoteなんか読まないよ、という意見はごもっともです。
 たぶん教則本を読むとチューニングしろとかコード覚えろとか書いていると思います。そんなことはしなくていいです。あなたがしなければならないのは一刻も早くギターを握りリフを作ることです。
 何が言いたいかというと、基本や流行り、様式より自分らしさを大切にしてほしいということです。チューニングがずれていても自分がカッコいいと思うのであれば僕はそれでいいと思います。
 あなたがこれから書くのは最高のメタルだと思います。であれば人の言うことを聞いている場合ではないと思います。

③とにかく曲を書く

 作曲は訓練だと思います。とにかく実施してみることが大事です。
 僕もイントロだけ作ってその先の展開が思い浮かばずお蔵入りになった曲が何十曲とあります。また、同じようなリフが延々と6分くらい続く地獄のような曲も作ったことがあります。最初は自分の意図通りに曲を作ることは全くできなかったです。
 でも段々と自分の思い通りに作ることができるようになっていきました。自分より若いメタルコアバンドの曲聴いて落ち込んだり、才能の無さを痛感することもよくありましたが、コツコツ続けているとそれなりになっていきました。とにかく諦めないことが重要です!才能は関係ありません。

総論はこんな感じです。次回は具体的にどんな感じで作っているかお話したいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?