Searing I-Bloodshred
スウェーデンのウプサラ出身のデスラッシュバンド(解散済)、2005年の1stアルバム。
リリースして17年経つが素晴らしい内容なのでレビューしたい。
デスラッシュには大きく分けて2種類いると考えていて…と前回Machete Tacticsのレビューで述べたが、こちらのバンドはスラッシュ派生のデスラッシュ。とにかくリフで猛然と畳み掛けていくスタイル。
僕がこのバンドが好きなのは2ビートが主体なので、スラッシュメタルに通じた疾走感が強いところ。ブラストビート主体だとエクストリーム感が強まりグラインドコアやブルデスっぽく聴こえることも多いが、このバンドそういった要素はアクセント的に用いていることが多い。
そしてリフもスラッシュメタル的であり、メロ過ぎずブルータル過ぎず。かつ音作りも切れ味重視。実はここまでスラッシュメタルに寄っているバンドは結構珍しいと思う。
ウプサラ出身ということでDefleshedと同郷ちなみに2ndアルバムにはメンバーがゲスト参加している。
アルバム2枚出して解散してしまったが、どちらも素晴らしい内容なので是非手に取っていただきたい。
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