見出し画像

#2024-4 4年目に向けて

2025年の1月でテラファイルも設立3周年を迎え、4年目に突入する。

研修や雑誌原稿の執筆は順調だ
発明の仕事は現時点ではマネタイズはされてないけれど楽しんでやってる。
けれども3年間がたった今、もう一歩踏みだしてもいいだろう。今考えているのは次の二つだ。

(1)学校の先生への副業支援
 一つは学校の先生への副業支援だ。部活動の地域移行が進み、自治体の兼業規定も改訂されているので、制度的なハードルは下がってきたのだが、実際に副業を始めるのにはまだ実務的、心理的ハードルがある。
 学校業務以外の仕事に挑戦してみたい人は結構いるし、働き方改革が進行すれば時間的にゆとりのできる人も少しは増えるのだろうが、学校という職場だけで仕事をしてきた人にとって、一歩を踏み出すには勇気がいる。
 けれども、教員ももっと自身で事業をしてみるべきだ。いかに「アントレプレナーシップ教育」の必要を声高に叫んだとしても、教員自身が内向きの世界観を持ち、終身雇用は当たり前という感覚から抜け出せずにいたら、そのマインドは確実に子供に再生産される。それは子供にとって本当に不幸なことだ。
 それに子供への働きかけや保護者の対応ができる、という教員の持つスキルは、実はすごいビジネスポテンシャルを持つものでもあるのだ。
 ではどうしたらいいのだろう。最初は副業ではなくボランティアとして仕事を受託し、軌道に乗ったら事業化したらいい。そのための手助けを考えてみたい。

②探究的カリキュラムの「実装」支援
 もう一つは学校における教科横断的探究カリキュラムの「実装」を支援することだ。学んだことを横につないで、新たな価値を創造していく「探究」は、今後の世界を生きていく子供の教育にとって不可欠で世界的にも大きなトレンドとなっている。
 しかし普通の公立学校には、教科横断的探究カリキュラムを実現することが難しい、多くの課題がある。そこで筆者は「プリズムカリキュラム」というデバイスを開発し、実際いくつもの学校や自治体で導入されてきた。
 そのノウハウを高めて、広く伝えることができれば、学校はもっと創造的な場になるはずだ。

 その進捗は、もちろんサイトで少しづつ公開していきたい。
 4年目もよろしく!