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Ⅶ-#7 カリキュラムの評価と改善(2)
前回の挙げた5つのアンケート項目、
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の各質問は、いずれも以前に紹介したプログラムバランスシートの各領域(①がバランスシートの実施コスト(赤の部分)、②が成果見通し(青の部分)、③と④が成果見通し(黄の部分)、⑤が拡大動機(緑の部分))に対応しています。
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こうしたアンケートを実施した上で、プログラムの全体状況を把握すると同時に、年度当初のバランスシートと対比させ、改善が図られているかを様々な角度からチェックしてみることもできます。
チェックの視点は例えば次のようなものです。
(ア) プログラム実施にかかる時間数は肥⼤化していないか?
(イ) プログラムは児童⽣徒の汎⽤的に資質能⼒の向上に繋がっているか?
(ウ) 教員にプログラムの趣旨が共有化され教科横断的に指導されているか?
(エ) 地域とはwin-win の関係を築き、保護者の理解は得られているか?
(オ) プログラムはさらなる学びへの動機づけに繋がっているか?
PBLを導入するなら、その運営もPBL型でやる方が教員の意識付けにもなります。