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UNSW Foundation Studies:          アカデミック英語クラスで学べること

Terrakkoの学びには、
私の海外でたどり着いた
すばらしい学び体験や
多文化の中で得た感動を
取り入れています。

私が初めて教授という人々に出会い
彼らの知識と人間性に感動した学び
それが、
UNSW大学のFoundation Studiesでした。

Foundation Studiesとは

Foundation Studiesとは、
海外の学生たちが約一年間の時間をかけて、
現地大学入試に必要な科目を学ぶコースです。

私の場合、28歳でUNSWで学ぼうと決め、
18歳のアジア圏の学生たちと一緒に学びました。

コンピューター・サイエンス科入学に
必要な科目は、
物理、化学、アカデミック英語、数学でした。

10年間、教科を学ぶ世界から離れ、
また、初めて物理を学ぶ私にとって、
Foundation Studiesは、
本当にありがたいコースでした。

クラスメイトの出身国は、
パプアニューギニア、香港、インドネシア、インド、パキスタン、日本で、20人以下のクラス構成だったと思います。

私を含めた日本人の二人以外は、
普通に皆、英語がネイティブレベルの
バイリンガルでした。

また、『国の代表としてきましたね。』
と思われるような賢い学生たちばかりで、
奨学金を受けてきている学生や
エリートクラスの家庭の学生がほとんどでした。

鹿児島の山の中で育った私には、
個性豊かな彼らの話や、行動、考え方など
様々な点で、
学びが満載でした。


英語のクラス構成

UNSWの入学には、IELTSで6.5以上が必要でした。
そのため、英語のクラスは、
エッセイ・レポート、ディベート・プレゼンの
スキル鍛錬に費やされました。

皆がすらすらとペンを動かし、
文章を仕上げていく中、
私は、何をどのように書けばよいのか、
いつも苦しんでいました。

エッセイやレポートは、慣れるしかありません。
上質な書き方パターンを参考にし、
自分の考えに近い文章やフレーズを使い、
書いてみることが
一番の上達法です。

ディベートやプレゼンの評価点には、
学生同士の評価も加えられるきまりでした。

皆を引き付けるような工夫があり、
前向きな理論・討論でないと
良い評価はもらえません。

そのため、プレゼンやディベートは、
楽しいイベントと化していました。


自分を成長させる:
コミュニケーションスキル - ディベート

自分が上手く物事を説明できた時の達成感、
チーム全員が、担当の役をこなしたときのうれしさ、
そして、
相手側の認めるしかない
すばらしい意見が出た時の
『やられた』というすがすがしい敗北感。

ディベートを経験したものでないと
わからない楽しさです。

白熱する意見が出ても、
最後には必ず、拍手と握手で
にこやかに終わることもルールのひとつでした。

Respectful Debate/Discussionという言葉が
よく似合うクラスだったと思います。

担当の先生のまとめのコメントも
いつもすばらしく、
人の考え方はさまざまであり、
また、常に前向きな物事の考え方が
大切であることを教えられました。

ディベートのトピック、
サポートする意見、
チーム構成は、
全て先生の選択であったので、
個人の意見とは全く違う意見を
サポートすることもありました。

だからこそ、
自分たちの主張を
どのように理論的に、
前向きにとらえてもらえるか
リサーチと話し合いを繰り返しながら
まとめてゆく作業が必要でした。

国や文化の異なる者の三人チーム、
お互いの気づきや、考え方の違いは、
多文化の学生が集まるコースだからこその
すばらしい経験であったと思います。

自分も知らなかった
自分の魅力を発見できる
プレゼンやディベートの経験は、
人間としての成長を
とても感じられる学びだと実感しました。

異文化や観念の違いを、
『当然のことだ』
という前提で学ぶ
コミュニケーションスキル:ディベート

この深みのある学びを経験するからこそ、
自分とは異なった考え方や思想を
冷静に、理論的に
受け入れられる免疫がつき、
広い視野で物事を考える習慣や
コミュニケーションのマナーが
定着するようになるのだと理解しています。


海外での理解:
コミュニケーションスキルが長けているとは

海外では
意見を述べないことは、
『思考力がない・能力がない・参加する意欲がない』
とみられる傾向があります。

様々なことに興味を持ち、
様々な角度や立場から
物事を考える習慣をつけることが大切だと
大学でも、海外生活の中でも
何度も思い知らされました。

自分の意見を理論的に
発言できることは、
海外では、
エリート/アカデミックの必須のスキル
となっています。

だからこそ、
ディベートの学びやスキル向上の教育は、
エリート学校・裕福層のコミュニティほど
力を入れている傾向があります。


学びの環境における
コミュニケーションスキルの重要性

他人と意見が異なることを恐れすぎて
黙り込むことが普通であるような環境は、
人の心も塞ぎ、情報の流れも悪くなります。

結果、前向きでない、進歩のない社会を生みます。

学びにかかわる全員が
お互いを信頼・尊敬する関係がなければ、
良い学びはできないと思っています。

お互いを理解するための道具として
英語を操れるようになる練習の場。

それが、私が経験した
UNSW Foundation Studies での
アカデミック英語クラスでした。

指導の先生は、
いつも皆を温かい目で見守りながら
チャレンジを与え続けてくれ、
且つ、
ひとりひとりの成長を伸ばすために、
的確なアドバイスを与えてくれました。

クラスメイトより
10年分遅れていた私は、
毎朝、教員たちの部屋に押しかけて
質問ばかりしていました。

嫌な顔一つせず、
いつも笑顔で対応してくれた教授軍、
本当に感謝しかありません。


Terrakkoのめざすところ

その学びを生かし、
Terrakkoでは、
『ーーーだから』というような枠で個人を縛らず、
ひとりひとりの個性、才能、考え方を大切に
受講者や保護者とのコミュニケーションを重ねながら
学びを進めています。

また、受講者や保護者の方々の意見には
学びを成功させるための
気づきがいっぱいだからこそ
とても大切にしています。

皆が、
楽しくサポートしあい、
安心して意見を述べられ、
共存できる努力をする社会を
Terrakkoはめざしています。

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