グリーティングカード&封筒セットをつくりました/新しい時代に変わらないもの
緊急事態宣言中、コミュニケーションの仕方が大きく変わりました。
宣言が解除され、少しずつ人と会う機会も増えてきますが、もう前と同じには戻らない、と言われます。
でも私たちは果たして、オンラインでのコミュニケーションにどれだけ心を寄せていけるのでしょうか。
私自身、何度かオンラインでの食事会は楽しみましたし、これからも選択肢としてある程度の存在感は残っていくと思います。しかしそんな会の最後には必ずと言っていいほど、会いたいね、となりました。
加えて、この期間に活発になったのはいうまでもなくオンラインショッピング。お取り寄せや、詰め合わせボックス、デリバリーフードもその一部。
私のショップでも、予約制のお取り寄せボックスの中に同梱するという、販売側から顧客様へのメッセージカードを卸させていただいたりと、新たな需要に関わっています。
そして、新たなコミュニケーションについて。
私たちはテクノロジーの恩恵を受け、もっと違うものを、新しいものを、と追い求める生き物です。
でも不思議なことに同時に、旧来のものに新しさを見出すこともあるのですよね。
リアルに考えて、私たちが「手紙」を書くのは、年賀状くらいのものでしょう。（年賀状を販売している私でも、ビジネスを除けば多くは書きません・・ご購入くださる方に頭が下がります）しかしそれすら、手書きの文字がひとつも乗っていなかったりすることも往々にしてあります。
でも、手書きの文字ってそれだけでやっぱり嬉しい。たとえインスタントでなくとも、「その人の空気」がちゃんと伝わるからだと思います。
不思議ですよね、表情や仕草まで見えるZOOMとは、違うものが届けられるのですから。
書くほうも嬉しいのは、それがある種の義務だからではなく、完全な喜びとしてできるからではないかなと思います。
「伝えたいことがある」
「渡したいものがある」（からそのついでに）
に加えて、
「素敵なカードがあったから」
という余剰の理由でも、使っていただけたら嬉しいな、と思っています。
＊卸販売については、いちどご相談いただけると幸いです。ロゴ入り等も可能です
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