2024-11-26 相場分析
・ベッセット氏の就任による米金利低下で日本株含め株式市場は上昇。しかし中国株は下落。
・日本では3月期決算企業の中間配当支払いが始まり、12月上旬にピークを迎える。配当総額は8兆円を越える見通し。配当を狙った買い圧力がしばらく見られそうで日経平均を下支えしていくか?
・ベッセット氏は3-3-3を掲げている。①実質経済成長率3%②財政赤字をGDPの3%に抑える③米エネルギー生産を日量300万バレル増産。それぞれ株高、金利低下、原油安となる施策。
・IFO景況感指数は予想よりも悪かった。85.7。
・ベッセット氏は親日派。友好国に関しては関税を掛けない「フレンドショアリング」の考え。そこを評価して日経は上がったところもあるか?
・12/12にECB、12/18にFOMC、12/19に日銀の政策金利発表。ECBは確実に利下げ(50bpsもあり得る)、FOMCは微妙、日銀は利上げ可能性アリと言ったところ。ユーロ売りのスタンスで依然考えておく。