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一生の親友に労いを。年末の自分へ手紙を書こう

2024年10月から郵便料金が改正され、手紙を送る風習がますます遠のくのではと感じる今日この頃です。

最後に誰かに手紙を書いたり、もらったりしたのはいつだっただろう……と、パッと浮かばない方もいるかもしれません。

しかし、手紙を出せる相手は最も身近にいます。
それは、自分です。

今年も残すところあとひと月となります。
本格的にいそがしくなる前に、年末の自分へ手紙を書いてみてはいかがでしょうか。

自分という「親友」へ

「自分に手紙を書くなんて、気恥ずかしい」と思うかもしれません。

現代人は真面目な人が多いといいます。
そういった方は、人に優しくても自分に対して厳しい評価を下しがちです。
日々の頑張りや、やり遂げたことがあっても褒めたりせず、「当たり前」「まだまだ」と思ってしまう方もいるはずです。

しかし、自分の頑張りをよく知っているのは自分自身です。
それを全て分かっているのは、どんなに仲の良い友人や家族、パートナーがいたとしても、究極は自分だけです。

自分とは、いわば一生付き合う親友です。
親友に対してなら、あれこれ評価するのではなく、自然と労いの言葉が出てくることでしょう。

一言、二言でも構いません。
話しかけるように、気軽に書けばいいのです。

自分を労う3つのヒント

とはいえ「何を書けばいいの?」と、まっさらな便せんを前に考え込んでしまう方もいるかもしれません。
そんな方へ、3つのヒントを提案します。

①まずは大変だったことに「お疲れ様」を

1年間、楽しいこともあればつらかったこと、中には時間を巻き戻したいような出来事もあったかもしれません。
そんな大変なことを乗り越えた自分を、まずは労ってあげましょう。

②今年の自分へ「MVP」を送る

MVPというと大げさかもしれませんが、個人的な1年間のハイライトを挙げ、祝ってあげます。
自己肯定感が高まり、自信にもつながるはずです。

そんなに大きなトピックスがない、という場合は、年間を通して続けてきた仕事や日常のこと、特に「当たり前」と捉えていることを褒めるだけでも十分です。

③来年へ向けてのメッセージ

具体的な目標や見通しがなくても全く構いません。
来年へ向けて、自分自身に温かいメッセージを送ります。

レターセットいろいろ

ひとくちにレターセットといっても、さまざまな商品があります。
王道のレターセットから手軽なものまで、お好みのものを選んでみてください。
自分のためにとっておきの絵柄を選ぶのもひとつの贅沢です。

スマホサイズの小さなお便り

何年か前にダイソーで購入した、スマホサイズに近いレターセットです。
年末年始にふさわしい、椿をあしらったデザインが特徴。
現在はごく限られた絵柄しか取り扱いがありません。

同サイズで安定して入手できるのは、古川紙工の「そえぶみ箋」です。

作家さんの一筆箋

手紙を書く以外に、手帳の飾りつけやリフィルとしても人気の一筆箋。
作家さんやイラストレーターの方のものが多く出ています。

ホールマークの上品なレターセット

レターセットやメッセージカードの種類が豊富なホールマーク社の商品。
全て異なる20種の水彩画が収められています。
花柄以外に、水玉などもあり。

おわりに

今回は「年末の自分へ手紙を書こう」と題し、お届けしました。

小さなレターセットでも、しまい込んでいたお気に入りの便せんと封筒でも構いません。

いつも誰かのために動き回っている方、このくらいじゃまだまだと思ってしまう方ほど、自分のために手紙を書くひとときを味わってみてください。

年末にものごとが一段落して封筒を開く時、「なんだかんだ結構できていたじゃん」「思っていたより頑張っていたんだな」と、今までの自分を素直に労うことができるはずです。


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