【手帳デコ・コラージュ講座#1】基本は「おにぎり」
※2024.5.24 大幅加筆修正
今記事から連載「手帳デコ・コラージュ講座」を始めます。
自分に見せて楽しめる、簡単な手帳デコ・コラージュを
手帳デコやコラージュというと、Instagramなどの凝った写真を想像する方も多いと思います。
複雑でクオリティの高いものを目にしていると、「自分にはここまでできない(やらない)」と尻込みすることもあります。
手帳デコやコラージュをする・しないは、当然ながら個人の自由です。
ただ、そういった写真をアップする方々を含め、デコやコラージュはまず「自分に見せて楽しむもの」のはずです。
可愛い、きれい、おしゃれなデザインの素材を組み合わせて、目で見て心躍るものを自分で作るのが醍醐味ではないでしょうか。
とはいえ、誰もが最初から自分の納得のいくデコ・コラージュを作れる訳ではありません。
筆者の私も10年以上コラージュに親しんでいますが、納得のいくものができるようになったのはここ数年です。未だにイマイチな出来になることもあります。
そこで、元々好きな方はもちろん、あまり得意ではないけれどやってみたい方が簡単にできる仕組み・ポイントを月1回、連載形式で紹介していきます。
筆者が長年取り組んできたなかで掴んだコツや、デザインの知識も交えて、なるべくわかりやすくお届けします。
(以下、本連載ではデコもまとめて「コラージュ」とします)
基本の「おにぎりコラージュ法」
テラス手帖が提案するコラージュの基本の構成は、3種類の素材を組み合わせた「おにぎりコラージュ法」です。
要は「具が見えているおにぎり」のように、シンプルな構成のコラージュです。
以前Twitterで、この原型のやりとりをした際「わかりやすい」と言っていただけました。
そのため、講座の初回で掘り下げてみることにしました。
具体的に実例を交えて解説していきます。
コラージュ例①
まずは人物をメインにした例です。
ベースのヒトカケラシールを貼ります。
平行・垂直ではなく、斜めにずらして重ねるとほかの素材が配置しやすいです。
ベースと部分的に重なるように、メインの人物を貼りました。
全ての素材を団子状にくっつけるのではなく、適度にはみ出させるとバランスよく仕上がります。
メインの素材の対角線上(画像例の場合は左上)に、アクセントとしてチューリップとカメラを貼りました。
メインの人物がカメラを持っているため、関連性のあるモチーフを選んでいます。
シンプルながら、カメラでチューリップを撮っているのかな? と想像をふくらませることができます。
また、基本的にはベース(お米)→メイン(具)→アクセント(のり)の順で配置するとやりやすいです。
実際におにぎりを握るときと同じ順番です。
コラージュ例②
もうひとつは、写真のマスキングシール素材を使った例です。
フレークシールから、タグ型の素材をベースとして貼ります。
貼る前に、可能であれば素材同士の重なりを見てバランスを考えておきます。
メインの写真シールを上に重ねました。
写真は存在感があり、用途によってベースにもメインにもなる便利な素材です。
面積はすくないですが、アクセントに英字のシールをあしらいます。
さりげないワンポイントが加わり、一気にコラージュが洗練されました。
動画で見る
Instagramにて「おにぎりコラージュ法」のリール動画をアップしました。
よろしければご覧ください。
今回のポイント
おわりに
今回は「おにぎり」を元にした基本のコラージュ法をご紹介しました。
使う素材の数が少なく、ワンポイントにぴったりのコラージュです。
今回はシールのみを使用しましたが、ベースは無地やシンプルな柄のマステでも代用できます。
まずは気軽に、お手持ちの素材を組み合わせてちょっとしたスペースを飾ってみてはいかがでしょうか。
お気に入りのシールやマステ、紙ものとのふれあいをぜひ楽しんでください。
「手帳デコ・コラージュ講座」は2024年以降不定期更新です。
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