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米国雇用統計は予想上振れとなるが、発表直後はドル売りで反応。
【12/6相場概況】
東京時間、ドル円は150円を挟んだもみ合い。欧州時間、ドル円は米10年債利回りの上昇を受け150.69円まで上昇。NY時間、11月米雇用統計は、NFP(非農業部門雇用者数)が予想20.0万人に対し22.7万人と上回ったほか、平均時給も予想より強いなど概ね良好な内容だったが、発表後はドル売りで反応。「フェドウオッチ」で、12月の利下げ確率が一時91%まで急上昇した事などから、市場では「利下げ予想を覆すほどの内容ではなかった」との見方で、ドル円は149.35円まで下落。その後、ボウマンFRB理事が「インフレのリスクは依然として顕著」などと述べると売りは一服。12月米ミシガン大学消費者態度指数(速報値)が予想上振れとなると、ドル円は150.11円まで上昇。
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【12/9相場観】
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