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米国から改めての介入けん制発言で、ドル円156円台へ。


【5/13相場概況】

東京時間、ドル円は仲値でのドル買い観測で155.96円まで上昇。その後、日銀が国債買い入れオペで期間5-10年のオファー額を前回から減額したことが伝わると、ドル円は155.49円まで下落となるが、押し目買い意欲が強く155.90円台まで買い戻された。欧州時間、ドル円は155円台後半で揉み合い。NY時間、イエレン米財務長官が「G7国の通貨は市場で決定されるべき」「為替介入はまれな行為であるべき、他国への伝達必要」との考えを改めて強調すると、「政府・日銀が断続的に為替介入を行うのは困難になったのではないか」との思惑が先行。その後、NY連銀が公表した4月消費者調査で、1年先の期待インフレ率が3.3%と前月の3.0%から上昇し、約5カ月ぶりの高水準を付けたことが分かると、ドル円は156.24円まで上昇。

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