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利下げ観測が利下げを遠ざけるパラドクス?!

米国で、長期金利が短期金利を下回る逆イールドが2022年7月以来、過去最長の24ヵ月連続となっている。逆イールドは、景気後退入りの前触れとの指摘もあるが、現実の米国経済については、失業率が完全雇用に近い4%以下の状況が続き、GDP成長率も底堅い動きを続けている。米国で逆イールドが解消しない背景と、ドル円相場に与える影響を解説する。


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