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パウエルFRB議長、ジャクソンホール会議で利下げ開始明言、ドル円144円台。


【8/23相場概況】

東京時間、植田日銀総裁が衆議院財務金融委員会で、「金融緩和の度合いを調整していく」、「円安が見通しとそのリスクに影響を与えることもありえる」などとタカ派発言し、ドル円は一時145.30円まで下落。しかし、午後の植田日銀総裁答弁で、「金融政策の考え方で内田日銀副総裁との違いはない。内田日銀副総裁の発言は適切だった」と発言したことで、ドル円は145.90円付近まで買い戻された。欧州時間、ドル円は145円台で方向感なく推移。NY時間、ジャクソンホール会議でパウエルFRB議長は「政策を調整する時が来た」「インフレ率が2%への軌道にあるとの確信を強めた」「労働市場がこれ以上減速することを歓迎しない」などとハト派発言。市場では、次回FOMC(9/17-18)での利下げ開始をほぼ明言したと判断され、ドル円は144.04円まで下落。

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