米GDP・個人消費・コアPCEが予想を上振れるが、ドル円伸びきれず。
【12/22相場概況】
東京時間、ドル円は日銀ショックは落ち着くものの実需の売り観測などもあり131.63円まで下落。欧州時間、ドル円は底堅く対欧州通貨でドル高となり132円台を回復。NY時間、7-9月期米国内総生産(GDP)確定値が上方修正、個人消費やコアPCEが予想を上振れると米10年債利回りの上昇とともに132.71円まで上昇。しかし、米10年債利回りが低下・NYダウ平均が軟調となるとクロス円が売られ、ドル円は132円台前半へ失速。
【12/23相場観】
日銀ショックによる続落はなく、底堅く推移。さすがにクリスマスモードに突入。
一目均衡表で見てみると、日足は「三役逆転」中で、週足は「三役好転」が解消、月足は「三役好転」となっている。月足一目均衡表だと、「三役好転」中だが、先日の下げで転換線を割り込み上昇基調に陰り。直近まで日足・週足・月足での三役好転だったが、短い足から逆転に向かい始めていて、上昇トレンドの終焉と判断できそう。
クリスマス・年末年初とタイムスケジュールが不規則になるので、営業時間は必ずチェックしておこう。
※上下の目標値はTwitterで随時配信
2022/12/23 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保
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