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米CPIの結果を受け米大幅利下げ観測後退、ドル円は142円台へ上昇。


【9/11相場概況】

東京時間、ドル円は、日経平均の下落を受け売りが先行する中、中川日銀審議委員のタカ派発言を受け、8/5の安値141.68円を下抜けストップロスを巻き込みながら140.70円まで下落。欧州時間、ドル円は買戻しが先行し141円台半ばまで上昇。NY時間、8月米CPI(消費者物価指数)は、前月比0.2%(予想0.2%)・前年比2.5%(予想2.6%)。米CPIコア指数は、前月比0.3%(予想0.2%)・前年比3.2%(予想3.2%)。スーパーコア(住居費を除くサービス)は2か月連続で上昇。この結果を受け、米大幅利下げ観測が後退し、ドル買いが先行すると、ドル円は142.54円まで上昇。その後、米10年債利回りが低下、NYダウ・日経平均先物が急落すると、ドル円は141.24円まで下落。しかし、米10年債利回りが上昇し始めると、ドル円は買戻しが先行し142円台まで回復。
 

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