東京時間、ドル円は137.95円で始まると、時間外の米10年債が低下し一時137.49円まで下押しとなるが、日経平均株価が1990年7月以来、約33年ぶりに3万1000円台を回復する堅調ぶりや米長期金利が低下幅を縮小させると、138円台を回復。欧州時間、米債務上限問題の行方を見極めたいとのムードが強く、ドル円は137円台後半で推移。NY時間、ブラード米セントルイス連銀総裁が「年内に政策金利をさらに0.50%引き上げる必要があるかも知れない」と述べるとドル円は138.66円まで上昇。その後、米国防総省(ペンタゴン)近くで大規模爆発とのニュースが流れると、リスク回避の円買いでドル円は137.98円まで下落。しかし、フェイクニュースだったことがわかるとドル円は買戻しが先行。米10年債利回りの上昇もあり、ドル円は138.68円まで上昇。