掌編について
はじめてましての方に
こんにちは。神崎と申します。
趣味でファンタジー小説を書いていて、2025年5月11日の「文学フリマ東京40」に出店を予定しています。
推敲中
昨日書いた掌編は、ただいま絶賛推敲中。自分の小説が大好きな私は、それを読める時間が楽しいし、ミスをなくしたり、文章を洗練させたり、美しく磨き上げていくのも楽しいし、この工程が一番好きです。
でもちょっと集中力が切れて来てしまったので、息抜きに作品についてnoteで語ろうかなと思います。文章を書く息抜きとして文章を書くタイプです。
掌編は無配本
この掌編は無配本、つまり無料配布の本になります。
無配本の考え方は人それぞれですよね。前にも記事を書きましたが。
私は、今のところすべての作品をWebで無料公開しているのですが(個人サイトに掲載)、「印刷・製本した作品」を無料で配るというのはちょっと抵抗がありまして。
冒頭部分を少し載せるので、続きを読みたいと思ってくださった方は本を買ってくださいね! というのもありかなと思ったのですが、序章と第一章とでは違いもあるので、冒頭ちょこっとだけでは判断できなそうというのもあり。
結局、お買い上げいただいた方にはWebで公開していない小さな作品をおまけでつけます! という形にしてみました。
今後どうしていくかは未定ですが、初めての出店ではこのやり方でやってみようと思います。
タイトル
掌編のタイトルは「出会い」としました。
本編の主人公である少年王子エイルと、近衛隊の騎士である青年シキが初めて出会った日のことなので、シンプルに。
16歳の、まだ騎士見習いだった若き日のシキ。
エイル王子は3歳で、舌ったらずなお子ちゃま。
この二人の初めての出会いがどんなものであったか、本編と合わせて読んでいただければさらに楽しいと思いますが、これだけでももちろん大丈夫なので、少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。
文学フリマ東京40には「本編」「導入本」「短編集1」「短編集2」を持っていきますが、どれをお買い上げいただいても、おひとり様一冊はこの「出会い」をおまけにつけようと思っております。
……何部刷っていけばいいだろうか。
短編集
個人サイトに、100のお題と称した読み切り短編を掲載しております。いずれ100作書くつもりなのですが、現状は30作です。本編の主役や準主役、またわき役、あるいは本編に全然かすらない人など、登場人物は様々です。
この世界で起きるたくさんの物語のかけらを集めているのですが、こちらをいくつか詰め合わせにした短編集を作る予定です。文学フリマ東京40にはそれの1と2を持っていく予定。
短編集1には、本編と似たテイストの話を三つ入れるつもりで、2には軽い読み口のものを入れるつもりです。
3以降についてはまったくもって何も考えていないのですが、三作ずつ入れるとしたら、今のままでも10冊までは作れますね。
(新作を書いていかないと追いつかれちゃうからがんばらないとな)
で。
現在ある読み切り短編の中に、本編の続編である「若き支配者」、また「宝物」という短編があり、本編を読んでいただいたあとにこの二つを読んでいただくととても楽しいという仕掛けがしてあります。
今回の「出会い」もその流れに含められますので、短編集3(あるいはそれよりもっと後になるかもだけど)を作ろうかな? と思っています。あ、「喧嘩」もここに入るなー。
そうすると、この「出会い」も、いつかは個人サイトで公開という形にはなります。ただ、まだしばらくは後悔しないつもりなので、「おまけ」としての価値は残るかと思います。
こういったことを考えるのも、難しいけど楽しいですね。
推敲の続きをしてきます
掌編と短編の長さについては考えることを放棄してしまったのですが(笑)、推敲しているとどうしても長くなりがちです。短くする方が難しいですね。
昨日書き上げた時は3500ちょいで、夜の時点では3660だったのですが、今日推敲していたら4200字を超えてしまいました。多分もうちょっと長くなる。とすると、掌編でなくショートショート? でもなんかショートショートっていうと、奇想天外な落ちがあるような気がするんですけど(星新一さんのショートショートがインパクト強いからかな)そういうのはなくて……まあ、いっか。笑
さて、では推敲の続きをしてきましょう。