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日報 - 行動を促すナレッジ共有の仕方+α

「へっぽこマーケターの日々」第9回です(前回更新は1/20)。

日報では分析・マーケ担当として日ごろの取りくみを書きます。

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2020-1-21 日報

今日やったことの内、4つについて書こうと思う。

行動を促すナレッジ共有の方法

マーケとして社内のさまざまな部署と連携するために、マーケやデータ活用を軸にした知見共有を継続している(これについては既に下書きで5割ほど書いているのでその内に)。

その知見というのは、ファンマーケティングやコミュニティ醸成、マネタイズに関して有益だと思った記事や書籍など、Slackに随時共有されているもののことだ。それらをインプットして、未読の人に向けて要点共有や施策提案をするということが、わたしと作家チームを兼任してくれている後輩のミッションだ。

しかし、他の社内のメンバーがそれらの知見をインプットし、行動につなげるには、単にわたしたちがアウトプットするだけでは推進力が弱いのではと感じている。

多くの事柄をいったん差し置いて、わたしたちが提供する知見にとりくんでもらうのは、ややハードルが高いという意味だ。

そこで今日ディスカッションして決めたことは、試しにブックガイド的な感じで書くこと。

「この本のこういうところが参考になった」
「コルクでこんなことをやってみたい」

こんな趣旨で要点・提案をまとめて、他の同僚におすすめする体で書く。ガイドを他の人が読むことで、その記事/本が読みたくなることがねらいだ。

また、ただ要点をまとめるだけでは「網羅的かどうか」や「これが本当に他の人にとっても重要なのだろうか」というプレッシャーにより遅筆になってしまうということもある。本を読む目的は人それぞれなので、万人受けを目指すのは無理がある。よってこの迷いを捨てたかったという意図もある。

まずは冬休みに読んだ本が何冊かあるのでそれでやってみたいと思う。

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ネクストアクションを促す分析

昨日に引き続き、SNS施策のふりかえりの作業。

分析は、数字からわかる示唆を出すところまでやらないと意味がない。昨日まとめた数値から、ネクストアクションを議論するために切り口の検討。

そうして作ったチャートから、結論(so what?)を抽出する。なお、その根拠(so why?)はチャートからわかることのみに限る

データ活用は、分析結果から企画(施策)を大喜利することだ(データサイエンティスの第一線で活躍する人からの受け売り)。大喜利のお膳立てをするつもりで取り組む。

また、そんなの数値で言われなくてもわかる、と言われないようなsomething newを出すことも要求される。それには継続的な鍛錬あるのみ。道のりは遠い、まだまだデータ分析初心者である。

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業務Tipsインタビューでの反省

先週、自分の業務を移管させてもらう形で、後輩に他部署業務の現状のベストプラクティスのヒアリングをお願いした。しかし2人で想定していた結果が思ったように得られず、対策をディスカッションすることに。
(現状よりもっといい方法があると考えると「ベスト」という表現は適切ではないかもしれないが)

知りたかったことを教えてもらえないという問題には、いくつか原因が考えられる。今回は質問の内容そのものが筋が悪かったと仮定した。つまり、ほぼ依頼した自分のディレクションミスだ。インタビューする/される双方に負担となってしまった。

今回は、「メルマガからECの商品に興味を持ってもらうTips」のような知見を集めたかった。よって「売上を最大化するために各業務で何を行っているか?」では遠すぎたのだ。

そうではなく「顧客にとって価値があること=結果を支えること」という発想で、「売上を伸ばす施策」を分解するという視点が必要だった。つまり業務プロセスではなく顧客行動という切り口がベターだろう。

これを踏まえたリカバリー案は、既に筋のよさが確認できている細かいアクションをヒアリングすること。顧客が踏むステップを小さなゴールとした、ゴールごとのTipsの再収集だ。

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【番外】ペア読書

同僚とペア読書で、『insight(インサイト)――いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力』(ターシャ・ユーリック, 中竹竜二... 著)を読んでいる。

わたしの本書を読む目的は、正しい自己認識をするための方法を学ぶことだ。

ペア読書といっても、458ページもあるため、5章ずつに分けて2回で読むことにした。

ペア読書もそうだが、限られた時間で行動に繋がるインプットをするための、読書法を試してるいる。こちらも別途書く予定。

先日のイベント登壇の反響が意外とまだある。行動を起こしさえすれば何かしら起きることを実感している。


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てろまつ
わたしをサポートしたつもりになって、自分を甘やかしてください。