ハイブリット開催の会議、セミナーの環境づくり、おすすめの機材をご紹介します。
お仕事でも、例えば濃厚接触者が急に出てWeb面談に変更を余儀なくされることが増えてくるでしょう。
でも、リアル環境とWeb環境って、意思疎通がなかなか難しいんですよね。
Web会議が少し快適になる環境づくりをご案内します。
今回の想定している環境
基本のメイン会場は現地、だけどWeb参加もしたいよというケース
(Webが少数派)
この場合は、リアル環境の人の雑談とかWebの人は聞き取りにくくてとても疲れてしまうんですよね。
色々なパターンごとにおすすめな環境づくりを案内していきます。
ケース1:セミナー講師1名、リアル参加者8名、Web参加者3名のセミナー
この場合は結構簡単です。
話す人が一人、で、あとは司会者の声がWebにストレスなく届けばよいのですから、無線型のピンマイクとWebカメラがあればOK
無線型ピンマイク:2個セットだと使いやすい。Bluetoothも市場にあるようだけど、個人的にはレシーバー差せば使える無線型の方が好みです。
↓こういうの
Webカメラはピンキリだけど、あるとうれしいのは
①ズーム機能
②首振り機能
③遠隔操作機能
あとは三脚につけられるかとかですかね。
↓こういうの
ただ、カメラは突き詰めるとほんとに高いので、クオリティを求めないならとりあえず広角で写せる安いやつでいいのでは?と思います。
↓こういうの
あとはもっていると便利な機材で
・三脚
・USBハブ
・USB延長コードですね。
こんな環境になります。
これが一番安上がりですかね。
そして機材の搬入も楽
ケース2:リアル参加者5名、Web5名の会議
意外とこれが困ります。
リアル参加者の人が現地で雑談始めるとWebの人は置いてきぼり食らっちゃうんですね。
現場の雰囲気や表情も伝わりにくいので、ある程度リアル会場の人が気を遣ってくれないといけませんが、少しでもストレスフリーに会話するにはスピーカーフォン利用するとよいです。
↓こういうの
手軽に持ち運ぶならUSB給電できるバスパワー型のやつがいいと思います。
これにWebカメラつなげてやるといいでしょうね。
あとはスクリーンとプロジェクターがあれば完璧です。
プロジェクターは何でもいいと思いますが、強いて言うなら
・小さい(重要!重いんです)
・HDMI接続できる
・(スピーカーついてる)
で、これとか↓
つなげるとこんな環境ですね
ここでの注意点は現地参加でWebにPCから入る人がいるならミュートにしてスピーカーもオフにしましょう。
音がスピーカーフォンから入ってハウリングしてしまいます。
さて、いよいよ最後です。
上記のように小規模だといいんですが、大規模になってくると拾う雑談の音声が大きくなってきます。
とても大変なのです。
ケース3:リアル参加者20名、Web20名の双方向で議論する会議
もしかしたら稀なケースかもしれませんが、私は仕事柄会合を取り仕切ることが多く、このケース3に非常に悩みましたが、結論デバイスを用意すれば解決します。
これを買いましょう
スピーカーフォンの強化版です。
これのいいところはこれ単体の能力でスピーカーフォンの機能を持っていて、そのスピーカーフォンが連結できます。
議論する方の前にスピーカーフォンを置いておけば音を拾います。
もうひとついいところ、拡張機能があり、マイクを繋げられます。
AUDIO INがLRで二つあるので、有線マイク、無線マイクどちらも接続できます。
ピンプラグで接続しましょう。
↑私はこのピンプラグがよくわからなかった・・・。
ワイヤレスマイクは無線の周波数とかチャネル帯でシングルチャネルとデュアルチャネルがあるとか、かなり突っ込みだすと詳しい感じで、割と困りましたが、とりあえず一本だけマイク接続したいならこれを用意すれば大丈夫です。
有線マイクは基本XLR端子だと思うので、XLR端子からピンプラグに変換するケーブルがあればいいです。
オスかメスどっちが必要かはマイクを確認しましょう。
こんな環境になります。
さて、いかがでしたでしょうか。
意外と機材で困る感じですね。
会合のWebセッティングは機材が重いと非常に大変ですね。最後のケース3はすべて持っていくと人間一人では結構大変です。
ケース2で納めるか、いっそのこと全員Webにすると快適なんですけどねぇ