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【台湾旅行#2】九份は夜もいいけど朝もよかった
初海外おひとり様旅in台湾の記録です。前回の記事はこちら。
一日目 九份
いざ、九份へ!
十分を満喫した後は、瑞芳駅に戻って九份行きのバスに乗ります。
まずは宿に向かうため、九份駅よりひとつ手前のバス停で下車。Google Mapを頼りに宿へ向かいますが
え、本当にこの道……??
山肌沿いに街が造られている九份は、いたるところ階段だらけ。その階段も民家の間を縫うように造られていて、まさに路地裏。進むのは少し勇気がいります。子供の頃、家が密集している友達の家の周りを冒険したときのような、そんな感じ。
Google Map、よくこんな道まで網羅してるよなぁ、すごいなぁ。
そう思いながらせっせと階段を上がること数分、宿に到達。よかった〜。
チェックインでは大学生ぐらいのお兄さんが宿の施錠や部屋の説明をしてくれました。英語だったけど何とか理解できた。
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宿に荷物を置いて、早速九份の散策に出かけます。このときすでに18時過ぎ。九份は夕方から夜の時間が最も映えるのでちょうどいい時間だったものの、日帰り客がいなくなるとともに19時にはお店が閉まり始めるらしいので、急がなければ。
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九份は『千と千尋の神隠し』のようなエキゾチックな雰囲気が人気の街。ランタンがぶら下がる街道を通りながら、お腹を満たすものを物色します。
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魚のつみれスープと、有名な『阿柑姨芋圓』のタロ芋のデザートを食べました。
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九份は観光客が多い上に、道が狭いので人とよくぶつかる。わたしが歩いたのは遅めの時間だったのでまだましでしたが、夕方のピークの時間はもっと激混みらしい。
そうこうしているうちに団体の観光客が帰って人が少なくなってきたので、九份を一役有名にしたお茶屋さん、『阿妹茶樓』でお茶します。
20時過ぎの時間は人が少なく3階のテラス席に案内してもらいます。ほとんどのお客さんは日本人なようで、初めから日本語で接客されました。夜のこの時間帯だけなのか、メニューはお茶とお茶菓子のセット一択。すぐにセットが出され、お茶の淹れ方を説明してくれる店員さんが来るまでに、別の店員さんが来て支払いするスタイル。実に効率的。
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店員さんの流れるような手さばきを見て、お茶をいただきます。
この日の茶葉は高山烏龍茶だそうで、香ばしい香りのお茶でした。
21時も近くなると、台北へ帰るバスが無くなって、人通りがまばらになってきます。
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さて、ぐるっと回って散策も済んだので、コンビニで台湾ビールを買って帰ります。
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九份は街全体が観光地なので、夜になっても観光客が歩いていたり地元の人が店じまいをしていたりして、あまり危ない感じはなかったです。
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この日の歩数は2万7千歩。電車乗り過ごし事件もありさすがに疲れました。明日に備えてさっさと就寝します!
二日目 九份
九份の朝
宿の朝食の時間まで少しあるため、付近を散歩。さすがに観光客はいなくて、九份の雄大な景色を独り占めです。
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九份の端っこ、九份山磅坑口。九份が炭鉱で栄えていたころに使用されていた、トロッコ列車用のトンネルです。今は生活道路として使われているよう。
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散歩していると、軽トラの周りに住人の方が集まっている場面に遭遇。荷台をちらっと覗くと、ソーセージがぶら下がり生肉がどさっと塊で積んでありました。肉の訪問販売というところでしょうか。異国の生活が垣間見える面白い場面でした。
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いい時間になったので朝食にします。朝食は宿とは別のカフェで提供されるので、いったん荷物を取りに宿へ。
異国の鍵にはご用心
部屋に入ろうとドアに鍵を刺して回しますが、なぜか開かない。
右にくるくる左にくるくる。押しても引いても開かない。昨日の夜に帰ってきたときは外から開けられたのに……。
そもそもドアについていた鍵が日本では見ない形状で、昨日、部屋の中から出るときも5分ぐらい格闘しました。
うん、やっぱりどうあっても開かない。スタッフの人にEmergencyCallすればいいんだけど、常駐している時間帯じゃなく時間がかかりそうで面倒だな……。
はっ、そういえば窓の鍵を開けたままだった気がする。
わたしが泊まった部屋はバルコニー付きで、外のバルコニーから部屋に入る形式。部屋のドアの隣に、余裕で人ひとり通れる大きさの窓がありました。
そして今朝、どこかから入り込んでいた蜂?か何かの虫を追い出すために窓を開けたのです。閉めたあとに鍵はかけなかったはず。
……ガラッ。
開いた~~。サンキューはっちw
近隣住民に見つかったら通報されるんじゃないかとびくびくしながら窓から入室に成功。ちなみにドアは中から普通に開きました。(いったい何だったんだw)
今回のような部屋の鍵なら、最悪開かなくても宿の人を呼べばいいのですが、公共トイレとかだったら目も当てられない。
その土地の鍵の開け方・閉め方は事前に確認しましょう!
癒され朝ごはん
荷物を持ち出し、朝食が提供されるカフェに向かいます。
カフェに行くと、ドアの前に猫ちゃんが鎮座。わたしが扉を開けると一緒に入ってきてしまいました。勝手知ったる様子で闊歩するので、このカフェの住人のようです。
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猫と戯れていたら店員さんがプレートを持ってきてくれ、「シャンシャンだよ」と教えてくれました。シャンシャン~!!
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名残惜しいですが、これから台北市内に戻っての食い倒れ旅が待っているので、この辺で九份を後にします。
夜の九份も綺麗でしたが、朝は朝で別の一面が見られます。夜の魅惑的な九份と、朝の南国情緒あふれる爽やかな九份。一泊してどちらも楽しめ大満足です!
10時ごろに、昨日散策した街道を通ってバス停に向かいます。徐々にお店はオープンしていますが観光客は少ないです。ゆっくりお土産を選びたいという人は午前中に散策されるのがよいですね。
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今日一日は台北市内で食い倒れ!その様子は次の記事で。