#2017best エロオブザイヤー

2017BEST的なモノが見たいとちょこちょこ言ってもらえるので、丁度インスタなら10枚載せられるなーってことで(10枚難しかったのと、次点書いたら増えすぎたのでnoteに書きました)、折角だし形にして残しておこうと思いました。印象に残ったものや何回も聴いたもの、色んな場面にハマったものなどを一応順位付けして上げています。like a 2017備忘録。ハードコアが少ないですが、BURNING SIGNの活動休止に伴う次のヒント探しや、NODAYSOFFのネタ探し的なものを兼ねて90年代の古い音源を意識して多めに掘ったり聴いたりしていたのと、通勤や移動中などゆっくりしたい時間に音楽を聴くことが多いので自然とそうなったかと。平穏な気持ちを求めると安定感ある音を欲しくなったりするので、結構メジャーどころ多いのはそんな影響かもです。関係性の近い身内のバンドや人達の音源はランキングにするのが嫌というかキリないので省いてます笑。でもやっぱ周りの信頼できる人が進める音楽は良いと思えるものが多いですね。2017年も沢山良い音楽に出会えて良かったです。

1.FREEZ - i

今年ダントツでした。近い人間が結婚したり子どもが産まれたりしていく中で、個人的にドンハマり。とにかくシンプルな言葉が刺さる刺さる。年齢とともに昔はそれほどしっくりこなかったような、古いソウルやレゲエとかも良さがどんどん分かってきたところだったのでトラックもドンピシャ。帰り道とかホンマお世話になりました。愛って痛みを伴うよな~なんて。マジで愛オブザイヤー。


2.CALVIN HARRIS - FUNK WAV BOUNCES VOL. 1

ギンギンのEDMからトロピカルな方向に舵を切る予想はしてたけど、ここまで各所でネタになる(甘いっ!)くらいの強いポップス作ってくるとは予想外。原曲からremixまで、本当に色んな場面で耳にしました。こういうので可愛い子が踊ってくれてるイベントならデカ箱チャラ箱でも行きたいです。どんな場面でも安定感オブザイヤー。


3.B.Bravo - PARADISE

来日に行けなかったのをマジで後悔してる、今年最高のサマーアルバムでした。ハーフビートから四つ打ちまで、トロットロに溶けゆく温もりがあってキラキラした楽曲群は、きっとどんなローカルにあるスナックの看板でもアーバンなネオンサインに早変わり。隣にちょっと不機嫌な可愛い娘乗せて窓を開けて首都高60kmドライブ。メロウオブザイヤー。


4.tofubeats - FANTASY CLUB

マジで何が正解で何が不正解か分からん、まぁ自分の見てきたものや信じてるものが正解で良いか。ってな「ポスト・トゥルース」って感じをボンヤリと分かってるような分かってないような、意識してるようなしてないような過ごし方をしていたら、そのテーマでポンと出たアルバム。色んな葛藤や問い掛けみたいなものが随所に垣間見えつつ、全世界のトレンドと共鳴しながらギリギリの表現で戦ってるTofu氏に最大の賛辞を。世の中との対峙オブザイヤー。


5.HIGHER POWER - Soul Structure

メタリックなハードコアの新鮮な解釈が最高。色んな曲入ってて飽きない。同じくNWOBHCを標榜するARMS RACEもライブ含めメチャクチャ良かったですが、音源はこちらのHPの方が好みでした。まぁLEEWAYなんやけど。ちゃんと2017になってるから良し。モッシュパートのパワフルさがガツンと出ているのもポイント高いっす。ギターの音が抜群オブザイヤー。


6.ゆるふわギャング - Mars Ice House

ここ数年、海の向こうでは各種ドラッグと相性良さげな遅いBPMでサイケな曲調の曲が流行ったりしてますが、男女デュエットでなおかつこれだけキャラ立ちしてる2人組、世界でも中々いないのでは。春頃ヘビロテでした。キラキラして正にゆるふわ~な曲調も良いですが、シリアスな曲が実は真骨頂。りんご音楽祭と先日メトロで観たライブも良かったす。RYUGOから滲み出るチバラギ感オブザイヤー。


7.Turnover - Good Natural

何だか耳障りの良いソフトで完成度の高いロックが聴きたいな~ってな時にドンズバでハマった快作。ジャケやタイトルはなんかネイチャー系のアンビエントなエレクトロっぽい感じしますが、その予想で聴くと良い意味で裏切られる人も少なくないはず。捨て曲ないので楽チンに通して聴ける。優しい気持ちになれるオブザイヤー。


8.Mr. Mitch - Devout

これも来日行けなかったシリーズ。音の緻密さや洗練された配置が本当に心地よく響いていて、グライム畑から大きく音楽性も羽ばたいたアルバム。今年やたらとPlanet Muが元気でしたね。クラブで聴いても家で聴いても両方文句なし。音楽が好きでこれカッコ良いって思わない人あまりいないのでは。ジャンルの壁ブチ壊しオブザイヤー。


9.Rejjie Snow - the moon & you

アイルランドなんてどこにあるのかよく分かってませんが、Mixtape?ながらとにかく完成度の高さにビックリ。メロウでチルなHIPHOPとかいうと凡庸な表現になりますが、メインな地域からは外れた土地の妙とでもいうか、何とも言えない他には無い感触があります。曲によって声へのエフェクトのかけ方とか、一筋縄でいかないセンスも憎い。歌心もある。ミュータントオブザイヤー。


10.KASHIF - BlueSongs

夏のハイライト。御存知ハマのPPPの。一十三十一の。回数で言えばB.Bravoより聴きました。部屋の窓を開けた昼下がり、強い日差しが作る影と、カーテンをなびかせる潮風。的なアレです。本場の方が作るとこんなにも説得力があるとは。1曲目のイントロのギターで優勝オブザイヤー。

■次点(山盛りです)

Thundercat - DRUNK:柔らかな音遣いとジャケのインパクト。街中で偶然遭遇からの写真撮ってもらえたし最高
YOUR SONG IS GOOD - Extended:バイ調バイ調。南国すぎて最高
Drake - More Life:スムースな四つ打ち曲の完成度よ。ジャケの親父が最高
AWICH - 8:予想を遥かに超える完成度でビックリ。世界標準で最高
JJJ - HIKARI:メジャーとインディー両方いける懐広いサウンド・楽曲が最高
Slope - 9/5:良い意味で時代とマッチしたHYPE感高めのハードコアで最高
Kehlani - SweetSexySavage:SxSxS。今、キャラも含めて最高の歌姫だと思う。可愛いし最高。
Ramza - pessim:音の配置と差し込んでくる角度?というかもう鋭利すぎて信じられないくらい凄い。脳内世界ここまで表現できるなんて最高
All Pigs Must Die - Hostage Animal:5曲に1回くらいくるキャッチーなモッシュパートの破壊力が最高
Black Coffee - Black Coffee Ibiza 17 Appreciation Mix:CH0とかに教えてもらったけど、今のアフリカのダンスミュージックの勢い感じられすぎて最高
C.O.S.A. - Girl Queen:あるのか無いのか分からない話にすぐ引き込んでくれるから最高
Le$ - Midnight Club:同時期に出た「Summer Madness」とともに夏のお供すぎて最高
Toro y Moi - Boo Boo:アーバンかつイージーリスニングで最高
ZED BIAS - DIFFERENT RESPONSE:未来感あるベースミュージックで最高
Lil Yachty - Teenage Emotions:全然HIPHOPじゃない、っていうか楽しそうなヘロヘロしたロックだと思って聴けば最高
Steve Lacy - Steve Lacy's Demo:HIPHOPにジワリと来てるインディーロックなテイストがイヤミなく感じられて最高
Tuxedo - II:来日もラグジュアリーなステージで◎でした。出る前から信頼度抜群、聴いてみても安定感抜群で最高
FKJ - French Kiwi Juice:何もかもがちょうど良い塩梅でオシャレで柔らかくて最高
Kodak Black - Painting Pictures:ちょっと低音切ればカジュアルな現場でもサラッとかけられたりするカラフルなHIPHOPで最高
A-THUG - GOD MALVERDE:DMFも合わせて、聴いているとお金持ちになりたくなるから最高
BACKTRACK - Bad To My World:今までBTに足りないと感じてた腰から下のグルーヴ感や、流れるスピード感マシマシで最高
ILLNANDES & ENDRUN - CZN'PASS:まさにILLな言葉遊びと、ストレンジなトラックの相性最高
THE REMIX ALBUM "DAY and NITE" - ISSUGI & GRADIS NICE:本アルバム超えの化け曲アリ。フードかぶって街中で聴きたいから最高
BUSHMIND - THE DAYS IN OUR STEPS:1番聴いたMIX。休みの日にピッタリ最高
JAY WORTHY & THE ALCHEMIST - Fantasy Island:恐らくPSYCHO PATCHの周辺あたりがディールしたんじゃないかと思わせる和物トラック最高
Big Twins & DJ Skizz - Billy Ocean:上のアルケミさんのが好きなら絶対気に入るはず。メロウで超男臭い。ちょっと違和感あるくらいで最高
Roc Marciano - Rosebudd's Revenge:ソウルフルで男らしくて絶対に期待裏切らないから最高
Gradis Nice & Young Mas - L.O.C (TALKIN BOUT MONEY):アルバムも良かったけど今年はこっちが好み。キレキレで最高
MILES MOSLEY - UPRISING:歌に厚みと温かみ。男臭くて最高
Jidenna - The Chief:エロい。SEX上手そうで最高
J Hus - Common Sense:2017年のダンスホールを1番感じれて最高
Weny Dacillo - AMPM:メロディーに中毒性あるから最高
Future - HNDRXX:ここ最近の作品の中でも浮遊感あって1番好き。基本的に超ラップ上手いから最高
Goldlink - At What Cost:フューチャーフューチャーした感じかと思ってたら結構トラディショナルな曲も入ってて幅広くて最高
w-inds - INVISIBLE:男前なのに飽くなき向上心。J-POPやエンタメに可能性感じられるし最高
Sampha - Process:インディー系の流れのR&B最高峰。情感こもりまくりで最高
POWER TRIP - NIGHTMARE LOGIC:全体のリバーブのかけ方が狙い定めすぎ。今作も腕振り回せるスラッシュメタルで最高
david nance - negative boogie:タイトルまんまで新鮮な感覚。暗い気分で踊れて最高
Slackk - A Little Light:良い意味で上がりも下がりもしない凄く綺麗な音楽。電子の世界の地平線が見えるみたいで最高
nero imai - RETURN OF ACID KING:奇奇怪怪。とにかくラップが上手すぎる。捻くれた不良の正しい姿すぎて最高
Giraffage - Too Real:ユルーく聴けるtrap風味な曲が並ぶ中、特筆すべきは1曲目のドリーミンな四つ打ちナンバー。どこかチープな未来感が最高
YeYe - MOTTAINAI:もうすぐママになるyeyeちゃん。とにかくシンプルに歌が良くて、それをしっかり引き出すための楽曲・演奏になってるとこが最高
seiho - Purple Smoke:2017年も終わりがけになって出たep、かなり攻撃的な1曲目が素晴らしい。ハードでサイバーでレイブで最高

いいなと思ったら応援しよう!