NODAYSOFF インタビュー #SMDnight2018
「キャッチー」って一体なんだろう、などとあらためて考えてみる。音楽以外にも使われることの多いフレーズだが、俗っぽく訳すと「わかりやすい」「とっつきやすい」「覚えやすい」とか、恐らくそんなところだろうか。その言葉や感覚、それ自体が共感や共鳴といった、他者とのコミュニケーションを円滑にするものでもあると思う。また、既視感(これは聴覚も含んで良いらしい)というのも重要な要素の一つで、これまで見聞きしてきたものにどこか似ていると感じた際に、キャッチーだと感じるというのはよくある話。誰かと「お〜それキャッチーだね!」なんて会話が成立するのも、何かしらの通じ合う感覚あってこそのものだ。近いものとして「ポップ」という言葉があると思うが、より大衆向けだったり商業的な部分が強かったりするので、コミュニケーションとしては同じ場面で使っても違和感無く使えることも多いと思うが、若干ニュアンスに違いがあるものだと思っている。
しかしこれがハードコアやデスメタル、グラインドetc・・・など、ボーカルにメロディーが無い楽曲がほとんどを占めるようなジャンルになれば、上記のようなコミュニケーションが途端に難しくなる場面は少なくない。やはりボーカルのメロディーが持つ力は相当に大きいと感じるし、他人とのやりとりの中で「なに言ってるか分かんない」「なんで叫んでばっかなの」「サビはどこなの」なんて会話を経験したことは、これを読んでくれている人たちなら幾度となくあるはずだ。個人的にはインストのバンドや楽曲も似たような部分があると思っていて、ワンループトラックのHIPHOPや硬派なテクノなどで似たような話になったことも、恐らく一度や二度ではないだろう。EDMの台頭によって、必ずしもサビやフックの部分だけが盛り上がるパートではないことも少しは浸透したかもしれないが、全てを覆すほどでは無い。
話を比較的ラウドな音楽やバンドに限定していくと、パンクやメロコア、メタルといったバックの演奏は多少やかましくとも、ボーカルのメロディーが主旋律をとるジャンルの場合は、言わずもがなキャッチーな印象は持ちやすい。もちろんセンスの問題は大前提だが、国内でもXやブルーハーツにハイスタなど、大衆的な知名度や人気を獲得したグループの楽曲にはやはり強力なボーカルのメロディーラインがあった。ここ数年ヒットチャートを席巻している海外のHIPHOPなども、メロディーを駆使したフローやサビのフックなどが目立つ。さらに言えばカノンコードに代表されるようなコード進行も勿論のことであるし、多くの人たちが小さな頃から慣れ親しんできた、大まかには「前奏⇒A⇒B⇒サビ⇒短い間奏⇒A⇒B⇒サビ⇒楽器のソロパート⇒C⇒落ちサビ⇒大サビ⇒アウトロ」のような、黄金パターンといえる楽曲構成も重要だろう。
しかしそういったある種のセオリーに対抗するように、ボーカルのメロディーを主旋律としないラウドな音楽は、小難しい理論など見向きもせずに己の肌感覚を信じて熱量をブツけ推し進めてきた。そこにあるキャッチーさとは、自分たちが見聞き、フロアで体験してきたものの集大成に他ならない。ロウな音質、前のめり過ぎるストップ&GO、メジャーでもマイナーでもないスケールやコード進行、BPMもリズムパターンも激しく移り変わる曲展開・・・もしかすると実は全て音楽理論の大典に載っているのかもしれないが、SIEGEのようなつんのめったビートで拳が自然と上がってしまうことや、BULLDOZEのモタったビートダウンで暴力的な衝動に駆られることまでは書いていないだろう。退廃的なノイズにも一種の陶酔感が持ち味として語られることがあるように、第三者とともに共通の経験や体験を通じることでキャッチーさを感じることには、それぞれの背景や育まれてきた文化に基づいた無限の可能性があるのだろうと思う。
今回インタビューのNODAYSOFFはそういったキャッチーという点において、とてもチャレンジングなバンドだ。勿論のこと、本人たちが敬愛するNYHCやメタリックなハードコアを取り巻くコミュニティに向けてのキャッチーさは中心に置いてはいるが、いわゆる金太郎飴的なサウンドを至極嫌う。短くシンプルでストレートに叩きつけつつも、次々に押し寄せる期待感は予定調和を絶妙に裏切り上回る。綱渡りのようなバランス感は、メンバーたちがこれまで自ら身を投じてきたフロアを通じての感性による賜物だろう。
※一応断りを入れておくと、自分の所属しているバンドなので手前味噌的な内容になってしまうのは少し否めないのですが、今回はゲストバンドということで出来るだけ客観的に書かせてもらいました。ちなみにギターの神戸さんはメンバー内でも最もNODAYSOFFな毎日を送っているため、残念ながら回答は間に合わず。あらためて個人的にインタビューしようかなと思っています。
ー 同じパートを繰り返さない様にしてるのは ”また一緒のトコ歌うんかい” って思ってしまうんが嫌なんすよね ー
・バンドの成り立ちやメンバーの変遷など、沿革について。
諏訪(以下、ス):バンドもせず、ライブも行かず、会社でクソ上司の尻拭いをさせられイライラしては、ただ帰宅後に発泡酒飲み散らかす毎日でした。14年末にギターのカンベ主催の忘年会に誘われて、面倒やったけど行きました。で、現メンバーからバンドやろう!って誘われて、既にあった練習音源聴かせてもらったら衝撃で即答で"ボツ!"ってw 話によるとENSIGNを意識したエッヂの効いたオールドスクールを狙ったらしかったけど、当時の自分の理想とは離れてて。てか、ほんまにクソでw ほんで、半年経った位に曲練り出して?メンバー自体は結成当時から変わってません。
エロリン(以下、エ):LAST ONE STANDING休止以降に、あまりライブとかにも来なくなっちゃった諏訪さんがバンドやりたいらしいという噂を聞きつけて、何とかしたいなと思ったのが大きなキッカケの1つです。あとは2014のキワムイズバーニングの際、ラスワンが当日までやるかやらないか分からなかったので今のNODAYSOFF演奏陣で密かにOLD SKOOL PRIDEを練習してたのと。あの日はBURNING SIGNがトリだったんですが、もしラスワンがやらなかったら無理やり諏訪さんをステージに立たせようと思ってました笑。この辺に結びつく00年〜15年くらいの流れは以前のnoteに詳しく書いてます。その後は諏訪さんの言ってくれている流れで間違いないです。最初に聴かせた曲は確かに自分たちでもそんなに良いとは思ってませんでしたね苦笑。
・これまでの音源や参加したコンピなど。
ス:色々訳あって2~3曲入りのデモを録る機会を逃して、どうせなら曲数増やしてアルバムにしてみる?みたいに話し合いました。もともと正式音源をリリース出来る時が来るならRADICAL EASTしか頭に無かったんで相談したら、曲も聴かずにオッケー出てw 4月末に"OLD CITY BRAND"って10曲15分の作品をリリースしました。represent OCB!!! ヨロシクどうぞ!
エ:今年出たアルバムのみ!デモ録るチャンスは確かにあったんですが、メンバーの都合が直前で合わず。録ってもらう予定だったjizueギターの井上くんに平謝りした覚えがあります笑。結局アルバムが名刺代わりになっちゃいました。デモも出さずに流通したフルアルバム出したバンドって中々いないんじゃないでしょうか?今となっては潔くて良かったなと思ってます。
・影響の受けた音楽やバンド、アーティストなど。
エ:いわゆるAIRJAMキッズからスタートして、どんどん激しい音楽にのめり込んでいった感じです。大きく影響を受けたことは沢山あるんですが、個性的だった学生時のツレ、今は亡きビーバーレコードにいた国本さんが作ってくれたセレクトテープ、昼も夜もよく遊んだウーピーズ、民放でやってた番組の個室関係がベイサイドジェニーで開催したイベントでのedge of spirit、そして京都のハードコアです。アーティストはとても選べないですが、今も様々なジャンルの現行アーティストも沢山チェックしてます。
シュンスケ(以下、シ):自分が高校生の当時大阪北堀江にあったBASE XEROXEROのUSSUNさんから色々影響を受けました。biohazard, aftershock, zao, brutaltruth, typeonegative, envy, toe, eastern youth, 初期cocobatなど・・・バラバラっすね笑 本当に色んなジャンルから影響を受けてます。
チューベ(以下、チ):CRANK, JIM HOLE, DEFECT, IN2DEEP, T.J.MAXX, SECOND TO NONE・・・バンドしてないときも含めて、僕がずっとこういう場所に来てたのは、こういったバンドをライブハウスで見た時の衝撃が大きかったからやと思います。
・バンドとしてのコダワリはありますか。
ス:ファストパート、モッシュパートをベースに長くて2分に収まるよう意識してます。共感してもらえたら、がんがんダイブして、ごんごんモッシュしてレスポンス欲しいです。同じパートを繰り返さない様にしてるのは ”また一緒のトコ歌うんかい” って思ってしまうんが嫌なんすよねw コーラス無しですけどマイク奪いたい人は、どんどんシンガロングしましょう!特に伝えたい最後にOCB(Old City Brand)を強調したかったんで、その部分のみコーラスにしました。
エ:諏訪さんの希望で、とにかく短く速くザクザク刻むと。そして短く短くっていうのを念頭に置いていたら、いつの間にか同じパートを繰り返さないっていう謎ルールが出来ました。A→B→C→D終了!っていう。これでキッチリと曲として成り立たせたり、それこそキャッチーに聴かせるにはどうしたら良いのかっていうのが悩みどころでもあり、やり甲斐でもある感じで。でも足していくだけのプラスプラスな考え方だと上手くいかなくて、抜き差しが重要で。コード・リズム・テンポにタイム感。90'sのNYHCを基軸にはしてますが、結果的に何かに似てても構わないっていう。どうせ曲としては全然違うものなので。あとは抜けの良さ重視でマストレギュラーチューニング。JUSTICEです。
・4月にリリースした音源はどんな内容になりましたか。
ス:個人的にですが、ボーカル録りはほぼ一発で終えられたのでホッとしました。ラスワン時代は、1日に2曲が限界やったんで、、、エンジニアのPALMのアキラ氏と初めて接しましたが、実家が滋賀のド田舎同士で盛り上がったりしましたw ジャケに関しては、NYHCお馴染みANOTHER PLANETの2in1シリーズのリップオフをワガママでお願いして実現出来て良かったです。裏ジャケは愛犬の黒柴ハチです。
エ:10曲15分捨て曲ナシ!流れも凄く良くてリピートして聴きたくなるようなマジックはかけられたかなと思ってます。5曲目のWALK PROUDLYという曲が他と少しカラーの違う曲ですが、真ん中に位置することで全体が引き締まった印象になり、とても気に入ってます。先述したバンドとしてのこだわりと少しカブりますが、NYHCを意識しつつもオリジナリティのある作品に仕上がったのでは。ちなみに僕自身はドラムで初めてのレコーディングでした。アキラくんにはだいぶ手間をかけさせてしまいましたが苦笑、その時に出来ることは出せたのかなと思ってます。自分の欠点もよく分かりました・・・。
・RADICAL EASTについて。
ス:ハードコアを聴き出した頃から、憧れる多数のバンドがリリースしてるレーベル。運営している原田さんロジャーさんも、ラスワン時代には数え切れない種類のシャツを作ってもらったり色々お世話なりました。バンドを主観、客観的に判断してくれるし、マーチに関しても拘りが強く、話してるだけで楽しいです。アルバムに収録して曲名にもなっている、DIEHARD CLOTHINGというマーチウェブストアも運営されてるんで、知らない人はチェックして下さい。
エ:ずばり憧れのレーベルです。今では手に入りにくい音源も沢山あるので全タイトルは持ってないですが、僕自身もCD・レコードともに数多くタイトルを所有してます。90年代~の国内におけるNYHC影響下のバンドにおいてはマスト中のマストなレーベルではないでしょうか。クラシック多数!
シ:本当にいつもお世話になっております。お身体にはくれぐれも気をつけてください。
チ:Nodaysoffが始まったときも、自分がまさかここで、このメンバーの中でベースを弾けるなんて!って感じでした。が、さらにまさか出せるなんて!って感じです。
※そんな名盤多数のレーベル、RADICAL EASTのdiscogsは ⇒ コチラ
・NYHCについて。
エ:タフで男臭い。多様性。自分の中での最なリアルタイムはEGH。
シ:太く根付いたカルチャーというか生き方のような気がしてます。時代でそれぞれ違いはありますが、その時代のイケてる奴らが持ってるようなものというか…憧れでもあります。
チ:やっぱり一番好きなジャンルかも。ジャンルって一括りにはできないくらい色んなNYHCバンドがいるっていうのも魅力かな。
・ライブで心掛けていること。
エ:このバンドではドラムということもあって、勢いにしろキレにしろ何にしろ、第一はとにかくタイム感。アタックの強弱も含めて踊れるかどうかを突き詰めてます。あと、最近になってやっとこさ力を抜いて強くデカい音を出す、ってところに意識が向きだしました。遅いですが。時間かかりました。
シ:キレと疾走感です。
チ:初めてCRANKやJIM HOLE、DEFECTをライブハウスで見た時に、僕が受けた衝撃というか、感動みたいなものを、僕達のライブを通してその場にいる全ての人に伝えられたら良いな〜と思ってます。
・仲の良いバンドや、よく共演したバンドなど。
エ:まだそんなにNODAYSOFFとしては数多くのライブをしてきたわけではないのですが、各メンバーが所属したり、してきたバンドの繋がりが1番だと思ってます。あとキワムイズバーニングが復活したことによって、年1ではありますが全国からバンドを呼べているのも大きいです。そして京都もKiMを筆頭にまた活気づいてきたので、周辺のバンドも一緒に共演する数が増えてきました。
シ:メンバーそれぞれの昔からの付き合いも多く、本当に様々な人達に良くしてもらっております。京都のKIM、BALLBUSTERSなど挙げればキリがありません。本当に感謝です。
・これまでの印象的なライブやエピソードについて。
エ:どれも印象に残っていますが、まずはNODAYSOFF初ライブだった復活初年度のキワムイズバーニング。今の歳になってこんなにもピュアな気持ちになれるということにとても幸せを感じました。あとはSOUL DISCHAGEに呼んでもらった初東京。ムーンステップ2Fで、曲始まる前のギターフィードバック音からピットに突っ込んでいった諏訪さんの後ろ姿に異様に興奮しました。俺は興奮しすぎてスネアスタンドを何故かずっと逆向けで気付かず叩いてました。あとはバンドとして初めて手応えを感じた、小野くん企画の岡山。エピソードは断トツでウッシーくんに呼んでもらった初名古屋。最初の曲イントロ5秒で豊橋の某ワンパン王子による秒殺劇、チューベによる諏訪さん高速に置いてけぼり事件。あとはツグ企画の広島帰り、神戸さん雪道のガリガリくん事件です。
シ:印象的なライブはまだ活動始めの頃、digdigの小野君に誘っていただいた岡山のライブですね。なんかカチッと音がハマったようなライブだったのでとても印象的です。あとは、2017年4月に名古屋に呼んでもらった帰り、ちゅーべーがスワさんを高速SAに置き去りにしたこと。高速走ってる時に後方ドアが開いてるのに気付いた時は、スワさん落ちたな(逝ったな)と思いました。
ー 気付いたら結局昔のバンド聴いてる ー
・最近チェックしてる音源やアーティストなど。
エ:ハードコアではRyker'sから派生して、90'sのユーロものを最近になって掘っています。メタリックで悪くて荒いのが良いです。新しいのも一応チェックしてますが、ほどよく古いのを漁ってますね。ユーロじゃないですがRace TraitorとかDysphoriaとか今のテンションで聴いたら最高です。ハードコア以外も山ほど新譜中心に聴いてます。みんな情報交換しましょう。
シ:race traitorや初期eighteen visionsといった90年代ものを結構チェックしてます。あと、PALMの新譜は超楽しみです。
チ:買ったのはLife Of Agony、Type O Negative。あとは音源がなかなかなさそうなので、ネットで調べてYouth Defense Leagueのデモ、Sealed With A Fistの7インチ、Almighty Lumberjacks Of Deathのカセットとかをよく聴いてます。
・Vo.スワさんは意識して最近のバンドを聴いていないと仰っていましたが、何か意図があるのでしょうか。
ス:単なる聴かず嫌いっつうか、時代についていけてへんだけっすよw 気付いたら結局昔のバンド聴いてるんすよね。日本の新しいバンドはチェックしてますよ?
・実現可能か不可能かは置いといて、一緒にやってみたい究極の理想メンツ(企画)を想像して作ってみてください。
ス:AGAINST THE GRAIN, ATARI, BLOOD FOR BLOOD, BONESAW, DEATH THREAT, DOWNLOW n.y.h.c, EYEBALL, FURY 66, FACTION ZERO, INHUMAN, xJUD JUDx, JUSTICE, KID DYNAMITE, LIFE’S HALT, MUSHMOUTH, NO REASON, NO WARNING, OVER THE LINE, RYKER'S, SHOCKWAVE, STRENGTH FOR A REASON, TRIAL, TEN YARD FIGHT, TEARS OF FRUSTRATION, VISION, 後期WARZONE, WFAWM。国内なら CLAM CHOWDER, TAKE THE LEAD, PROTECT, HALF LIFE, MAKING SENSE, KNEEJERKと演りたい。
エ:ハードコアプライドみたいに1000人規模のハコで、大きなハードコアイベントはずっとやりたいと思ってます。計30バンドほど呼びたいんですが連続2日間はしんどいので、月をまたいで15バンドずつなどでやってみたいです。10月末と11月末みたいな。海外からそれぞれ1バンドずつ目玉っぽい感じで呼びつつ、国内の主要なバンドが10バンドずつ、あとは各地方で予選のバトルをやっての勝ち抜きが5バンドずつとか。前から結構考えてるんですけどね。本チャンのイベントに向けて半年前くらいから徐々に動いていったら、話題も持続して注目も長期的にされるやろうし。まぁ労力ハンパなさすぎて仕事やバンドできないレベルやと思いますが苦笑。
・京都という街について。
ス:20年前に初めて触れたシーン。ピットは荒々しかったけど、暴力的でなく本当に楽しかった。沢山の仲間が出来ました。アビスレコードやウーピーズは無くなったけど。自分の原点です。OCB!
エ:結局ずーっと同じ街にいるので盲目的に好きです。仕事やSMDに関わることで大阪にいるときも多いですが、ホームタウンを2つ作るのは無理だと思ってます。あと、腹黒いとか意地汚いようなイメージやめてくれ笑。広いようで狭い街。もっとかきまわして面白くしていきたいなと思ってます。京都の中でも、外からも、どこからもナメられたくないんで。
シ:京都は狭い、誰かが誰かの友達って感じでどこかで繋がってますね。この質問難しい…京都はどこか排他的な雰囲気を出してるように感じられる事が多いですが、決してそんな事ないコミュニティです。バンドや音楽界隈だけじゃなくて様々な場面で、狭い環境だからこそ協力し合えることも多い事から、結束は固い方だと思ってます。
・仲間について。
ス:簡単に言葉では説明出来ないです。すぐ隣にいる事は当たり前やないですしね。
エ:グルーヴ感みたいなもんですかね。合う時も合わん時もあるけど、合った時の気持ちよさ知ってるやん!みたいな感じです。場所とかちょっと離れてても全然大丈夫な奴らもいますし。持ちつ持たれつです。言葉では難しいですね。
シ:自分が当時18歳の時に初めてKyotohardcoreのみんなから温かく迎えていただいた事もあり、本当に大事なものだと思ってます。
・メンバー各自が元々やっている、やっていたバンドの状況はいかがですか。
エ:BURNING SIGNは絶賛曲作り中です。かなり手応えはあるので気長にお待ち下さいませ。今んとこ吹っ切れたように暴力的な曲が出来てきてます。
シ:僕は活動休止前に抜けてしまっているのでアレですが…NORDEは活動を止めてます。でもメンバーはそれぞれ違う形で音楽に携わってますね。あ、一人は雪山に取り憑かれていますね笑
・LAST ONE STANDINGをやる予定はありませんか。
ス:ない。現状は自分とベースのアリしか残ってないんで無理っす。たまに声かけてもらってますがギターとドラムが欠員なんで。
・SMDcrewについて。
ス:羨ましいですよ!
エ:気付けば長い付き合い。最近みんなの役割が少しずつ分かれてきてて面白いです。日本一影響力のないCREW。
シ:陽気なアニキ達って感じです。年々結束が固くなっているような、ステキなcrewだと思います。一緒に草野球したいです笑
チ:良い見本であり、悪い見本みたいな。
・バンドの今後について。
ス:リップオフデザインのシャツを出し続けます。
エ:ライブで地方にもガンガン行きたいのと、あとは早めに次回作も作りたいです。リフ工場長はバーニングの出荷もあるので大忙しです。
シ:僕らは一曲が短いので、たくさん作って定期的に放出していきたいです。
チ:リリースできたら良いな〜と思ってます。音源もそうですが、Tシャツとか、色々。
・最後にSMDfestへの意気込みを。
ス:いつも、ありがとうございます!当日は楽しませてもらいます。ラーメン早食いとかもしてほしいですw 今後ともOCBcrewヨロシクどうぞ!
エ:NODAYSOFFのライブや当日のイベントはもちろん、ホットドッグバトル中のBGMにも是非注目して下さい。
シ:いつも楽しむ事を第一に思ってます。もちろん今回も楽しみます!
チ:今回ってことでもないですが、やっぱり、がんばります!このバンドでしか出来ないこと。僕でしか出来ないこと。色々試行錯誤しながら。
NODAYSOFF
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