【Aeクイズ】第2問
XにてAfter Effectsの関するクイズを2問目を出題しました。
問題にあるとおり楕円形シェイプを1レイヤーしか使っていません。
さらにエフェクトも使わずに表現しています。
さぁ、みなさんシンキングタイムです!
楕円形シェイプレイヤーにかけていたのは
「パスのウィグル(Wiggle Paths)」と「旋回(Twist)」
そして、中央はマスクで抜いています。
答えを見るとシンプルな構成ですよね?
「旋回」→「パスのウイグル」という順番で今回はかけていますが
「パスのウイグル」→「旋回」では見た目の効果もかわってきます。
楕円形のシェイプにかけていることも「ミソ」でこれが四角形とか星型では
このような形にはなりません
シェイプ化したテキストにかけると面白い表現もできます。
パスのウィグルとは?
「パスのウィグル」は、シェイプのパスに自動でランダムな揺れを加えるエフェクトの一つです。これにより、静的な形状に動きを加えたり、より自然な揺らぎやランダムな変形を表現できます。
使用する場面
オーガニックな表現: 雲や波、木の葉など、自然界の形状を表現する際。
動的な装飾: デザイン要素をアニメーション化したい場合。
クリエイティブな演出: シンプルな図形を不規則に変形させて、ダイナミックな表現をしたい場合。
基本的な使い方
シェイプレイヤーを作成
「楕円ツール」や「長方形ツール」などを使ってシェイプを描画します。
作成したシェイプをシェイプレイヤーとして保持します。
「パスのウィグル」を追加
シェイプレイヤーを選択します。
「追加」メニュー(レイヤーパネル内)から「パスのウィグル」を選択します。
「パスのウィグル」の設定を調整
サイズ: パスの変形範囲を設定します。値を大きくするとパスの揺らぎが大きくなります。
詳細: パスの頂点の密度を設定します。値を増やすと揺れの複雑さが増します。
頻度: ウィグルの速さを設定します。値が大きいほど速く動きます。
ポイント:
「スムーズ」にすると滑らかな曲線になります。
「コーナー」にすると角張った形状が維持されます。
アニメーションを確認
再生して動きを確認します。
必要に応じて設定を微調整し、デザインに適した動きを作成します。
応用例
自然な波の表現
長方形ツールで細長い長方形を描き、角を丸めて波のベースを作成します。
「パスのウィグル」を追加し、サイズを大きめ、頻度を低め(例: 0.5)に設定します。
スムーズな揺らぎが海の波のような自然な動きになります。
手描き風アニメーション
シェイプツールで基本的な図形を描きます。
「パスのウィグル」を適用し、サイズを小さめ(例: 5~10)、頻度を高め(例: 5~10)に設定します。
図形が手描き風の線の揺れを持つようになります。
注意点とコツ
アニメーションの再現性: ウィグルはランダムな動きなので、プロジェクトの再現性を確保するには「ランダムシード」を固定することを検討してください。
複数のウィグルの組み合わせ: 「位置」や「スケール」と組み合わせることで、よりダイナミックなアニメーションを作成できます。
エフェクトの重さ: 頂点が多いシェイプでウィグルを多用すると、処理が重くなることがあります。
これでシェイプの「パスのウィグル」を使ったアニメーション作成がさらに楽しくなるはずです!
以下、有料になりますがaepデータを見ることが出来ます。
ここから先は
¥ 300
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?